馬鹿田高校の君たちへ３

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ﾁｭﾝﾁｭﾝ─────

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全｢｢｢夏休みだーっ！｣｣｣

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時が経つのは早いもので、もう夏休みになった

達也は手に浮き輪を持って、聡はゴーグルを頭にかけている

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夏かー……

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？｢皆さん静粛に！｣

達｢んだよ古葉ー…今超良いとこだっただろー…｣

古葉先生の突然の大声に口を尖らせて文句を言う達也。

ったく餓鬼なんだから

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古｢皆、まさか忘れてないよね？｣

麻｢───え？何かーあったっけ？｣

祥｢いや、特には｣

古｢何言ってるんだよ！夏と言えば…体育祭でしょ！！｣

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た…た…体育祭───？

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聡｢あーやっべー忘れてたー｣

ユ｢this yearもやるんだね｣

誠｢でぃ…でぃ…何？｣

ユ｢this year！｣

誠｢いや…俺英語わかんねぇし｣

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あ｢体育祭なんてあったんだ。｣

哲｢──あぁ。結構楽しいぜ｣

あ｢────へぇ｣

体育祭かあ…。
スポーツはどちらかといったら得意な方だ
体動かすのは昔から好きだったから

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古｢種目は毎年恒例の４種目だ｣

達｢よっしゃあー！今年も一位取るぞー！！｣

全−達｢｢おーっ！！｣｣

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あ｢────って…種目何があんの？｣

麻｢───えっとー、バスケと水泳とサッカーとリレーだよ｣

あ｢────水泳！？｣

祥｢そーそー！俺たちの学校じゃーもはや伝統になってんの！｣

あ｢へ…へー…｣

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水泳って…

はあ…もう最悪だ

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