数の暴力 ページ23
やっぱりトーキョーといえばハラジュクでしょ！
『……ぉ、お』
夜久「言っただろ」
ハラジュクについて私は絶句した。
いや、なんだ、この人の数は…！？
ハラジュク駅を降りてすぐ、かの有名な竹下通りに向かった。
きらびやかなアーチ？の向こう側には店が見えない程の人がいた。
多分これはなかに入っても進めないやつだ。
谷地「ヒッ……多すぎる！」
及川「うわぁ、女の子がいっぱいだ」
白福「こんなんじゃお店入れなくな〜い？」
孤爪「…周辺にも店とかはあるし、後ででいいんじゃない？」
田中「クッソ、シティーめ……！数の暴力はフェアじゃないぞ……」
『なにする気だったの』
*
花巻「なー、夜久くんと猿くんだっけ」
猿杙「猿はあだ名、猿杙だよ」
花巻「LIME交換しない？」
夜久「なんで？」
花巻「いーから！ほらほら！」
ピコン、
夜久「…できたけど」
猿杙「まー、よくわかんないけどよろしく」
花巻「よろしく〜、早速……」
突然、私の腕が引っ張られる。
痛い！！
『なに！？』
花巻「お借りしま〜す」
部員『「は？」』
そのまま、コイツは走り出した。
は？意味わかんない。
『ゆきっぺ〜！！仁花ちゃーん！！』
*
『…………はぁ、はぁ、意味わかんない！ハグれちゃったじゃん！！』
かなり遠くのとこまで連れてこられ、マネージャーの私は息が上がっていた。
睨んでもコイツはヘラッ、と笑って
花巻「ダイジョーブ、さっき交換したから」
『そういうことかよ！』
花巻「伏線回収というやつです」
夜久さんと猿杙さんのトーク画面を得意気に見せた。
『あぁ、夜久さん、猿杙さん……』
2人のトーク画面を見て惜しむように名前を出すと、花巻はムッとして私を見た。
『……なに』
花巻「…この前言ったじゃん、“どっか行こ”って」
『それを今！？』
花巻「はーい、今からAちゃんは他の部員の名前をだしてはいけません」
『はぁ！？』
花巻「青葉城西の部員なら可とする！」
『なんで上から？』
花巻「まー、まー、行くよ」
……厄日だ。
アルビーバックよ、みなさま。(？)
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ひーな(プロフ) - りんさん» あ！またどーぞ！！こちらこそめちゃくちゃ嬉しかったです！ネタの供給はホントに助かります… (2022年11月28日 22時) (
レス) id: e6a88033a9 (このIDを非表示/違反報告)
りん - うわぁぁぁーーー！！書いてくださりありがとうございます!!めちゃめちゃ嬉しいです😇長くても読みがいあるので((むしろ長い方gまたリクエストするときはお願いしますm(_ _)m (2022年11月28日 20時) (レス) @page26 id: e34fa82e55 (このIDを非表示/違反報告)
ひーな(プロフ) - フォクシーさん» あ！お久しぶりです！花巻良いですよねー！私も書いててニヨニヨしてます(キモい)。コメントありがとうございます！ (2022年11月28日 19時) (レス) id: e6a88033a9 (このIDを非表示/違反報告)
フォクシー - マッキーの夢主愛は相変わらずすごいですねぇ。読んでいて、「可愛い」ってまじで言っちゃいましたｗ (2022年11月28日 19時) (レス) id: c6c872a89a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ( ･´ｰ･｀)どやｗさん» そうなんですよ笑。田中のは……なんだったんでしょう？花巻、思ったより需要あったわ笑 (2022年11月27日 21時) (レス) id: e6a88033a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーな x他1人 | 作成日時：2022年9月26日 16時
