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story102 ページ10

医)お母さんに言われたことが相当ショックだったみたいでね...
まだ回復にはかなり時間がかかりそうなんだ

貴)そうですか...



今日は凛音が送られた病院へ来ていた


凛音は病院へ運ばれたあと、精神科へと移っていた

医者が「回復に時間がかかる」と言ったのは体のことではなく精神状態に関してだ

体の方は元々刃物が小さかったのと仁王の応急処置があったお陰ですぐに良くなった

が、体の傷が治っても心の傷は癒えていない


医)君も凛音ちゃんにボールペンで刺されて傷を負ったと聞いたが、大丈夫かい?

貴)あー、はい...時間が経ったら痛みも引いたし
傷なんて小せぇ頃から慣れてるし

医).....その事なんだけどね

貴)?

医)君らのお母さん...だった人ね、本来なら傷害罪に値するんだけど
何せあの跡部財閥が処置を下して公にはならなかったが、君らを誘拐した事や娘を刺した事で当分刑務所からは出てこれないだろうね

貴)...


何て言えばいいか分からない


医)ついでに彼女の精神状態もうちで管理することになった
そして君ら幸村兄妹には二度と近づかせないと言う事が決定した
だからこれから君らに彼女が手を出すという事は絶対にない
我々大人が君らの安全を保証する
よく今まで耐えたね

貴)...



これでようやく安全に暮らせる

平穏とはこんなに幸せな事だったのか


貴)凛音に会うことってできますか

医)君一人で行くのは勧められないからね、私も行こう



主治医に案内してもらい凛音の病室へ


医)凛音ちゃん、入るよ

凛)...


そこにいたのは以前より痩せて顔色が悪い元立海のアイドルだった


凛)Aちゃん...

貴)よお...

凛)凛音ね、凛音ね...
Aちゃんが大嫌いだったの...

貴)...

凛)いつも全部持っていっちゃうんだもん...

貴)...


凛音は上の空のような雰囲気で淡々と話し始めた


凛)昨日仁王先輩が来てくれたの...
凛音のことまだ好きでいてくれるんだって...
だからAちゃん、仁王先輩は諦めて...?

貴)...



正直言うと腹立たしい

全部持っていっちゃう?冗談じゃない

自分の父親と母親を自分たちから遠ざけたのはお前の母親だ

そう怒鳴ってやりたい

でも出来ない

そんな事したらこいつらと一緒になる

表情は変えないまま拳を血が出るんじゃないかと思うぐらい握って我慢していた
すると見かねた主治医が二人の間に入る

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あいりんご(プロフ) - すっげー面白すぎる!キュンキュンしっぱなし!トキメキをありがとうございました! (7月12日 23時) (レス) id: 5938cec330 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼姫 | 作成日時:2018年5月14日 22時

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