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story95 ページ3

ここで全てを思い出した精市が口を開いた

精)じゃ、じゃあ...父さんは...?


仁王はだいたい2人の父親がどうなったのか想像はついていた

凛音がタヒんだと思っていた彼女の父は実は出ていった
と言うことは反対の事実...
タヒんだのは...


母)精太さんは私の存在を認めてもくれなかった...
「僕には栞がいるから」って...
彼は私のものだったのに...
あの女の物になるぐらいなら、殺してしまった方がマシだったのよ...

先程まで声を荒げていたのに急にボソボソと喋り出した

だがボソボソと喋っていても全員には聞こえていた

貴)じゃあ...タヒんだのって...まさか...凛音の父親じゃねぇなら...



母)精太さんに決まってるじゃない!!私が駅のホームから突き落としたのよ!!!
私の手の届かなかった人が、私の手で簡単にグチャグチャになったのよ!?凄いと思わない!?!?



狂ってる...


凛音は自分のした事や今まで母親に嘘をつかれていたこと、大嫌いと言われたこと、産まなければ良かったと言われたこと、そして、母がした事を受け止めきれず
嗚咽と嗚咽による咳を繰り返し始めた
凛音のかわいい姿しか見ていない者なら驚くだろう
彼女が今、一番人間らしい顔をしているのを見たら

涙、そして嗚咽により込み上げてきたのだろう口からは涎と一緒に胃液まで出ている

凛音も本当のことを思い出したようだ

だが今の正気を失った目の前の悪魔は自分の娘が苦しんでいるのを見ても顔色一つ変えずに微笑んでいる


精)もう...やめてくれ...



もうこれ以上何も聞きたくない

今にも壊れてしまいそうだから...

精市の本音はもうこれしか無かった

どうして、どうして、俺達がこんな目に...

俺達が何をした...


そんな苦悩と同時に今まで何故Aがこの家に対して嫌悪感を持っていたのか、そしてそれに呑気に気付けず、妹を苦しめていたと思うと精市も酷い目眩と少しの吐き気に襲われた


そして先程から凛音の様子がおかしい

Aが少し気にかけていると
また悪魔がペラペラと言葉を並べ始めた


母)私の人生はぜーんぶ何の意味もなかったのよ...
凛音なんか産んだから...
そもそも栞さんが私の人生を...

すると凛音が今まで溜め込んでたであろう思いを吐き出し始めた




凛)何で!?凛音ずっといい子で待ってた!パパが出てった時も!!精市お兄ちゃん達が家に来た時も!!いつか、いつかママが凛音の事ちゃんと見て、一緒に暮らしてくれるって言うから!!

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あいりんご(プロフ) - すっげー面白すぎる!キュンキュンしっぱなし!トキメキをありがとうございました! (7月12日 23時) (レス) id: 5938cec330 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼姫 | 作成日時:2018年5月14日 22時

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