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あれから何日か経った。
俺は姫野や早川について悪魔退治に行くことが多く
たまにコベニや荒井が同行することもあった。
荒井は未だに俺の嘘を許していない
許してほしいとも思っていないけど
あまりにも繊細で、嘘をついたことがないのかと
疑いたくなってしまう。
俺も別に嘘を吐く気はなかった
ただ本当の事は言う気になれなかったから
冗談を言っただけ
マキマに呼び出され、四人で公安へ向かった
「皆朝早くからご苦労様、すごく早急なんだけど
悪魔の駆除要請が来たの
今回はみんなで行ってね」
そこに集まっていたメンバーは
姫野 コベニ 荒井
早川 デンジ パワー 俺
こんなに大人数で動くのは初めてだ。
パワーはいつも元気なのに
マキマの前になると途端大人しくなる。
その気持ちはわかる
マキマのいう事は何故か
絶対的に感じてしまうから。
部屋を出るまで俺の腕を掴んで離さなかったが
出た途端に外への道を駆けだしていく。
「んじゃ行きますか〜！」
早川の運転する車
コベニの運転する車に分かれて現地へ向かう。
森野ホテル内部
悪魔の目撃
ホテル宿泊者 生存不明
駆除に当たった民間のデビルハンター複数人死亡
銃の悪魔の肉片に動きあり
おそらく肉片を食べている悪魔
マキマから聞かされた情報はこれだ
現地に着くと大きく立派なホテルだった
辺りに人気はなく
落ち葉やゴミが風に遊ばれている。
早川はジャケットの内ポケットをさぐると紐を取り出した
先端には何かがついている。
ぶらりと垂れさがって動かないそれを見ていると
突然動き出した。
それは何かに引っ張られているような動きで
森野ホテルへと向かっているようだった。
「こんなに静かな所に本当に悪魔がいんの？」
デンジは猫背でそう言うと上や下に目を向ける
早川はため息をつくと丁寧に説明を始めた
「このホテル内のどこかに悪魔が潜んでいる
それもただの悪魔じゃない。
銃の悪魔の肉片が吸い寄せられている
肉片を食べた悪魔が居るってことだ」
その紐にくっついているのがその肉片という事で
一緒に行動している時にたびたび懐から出していたのは
それを見つけるためか
「銃の悪魔本人がいるんじゃねえの？」
「肉片が大きければ大きいほど強く引き寄せられるこの程度じゃ違う」
「いいのぉソレ…！ワシによこせ！」
怯えていたパワーは元気を取り戻し通常運行に入っていた。
パワーの言葉を聞いた早川は動きを止め
デンジとパワーを見つめるのだった。
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ブブ(プロフ) - ととさん» また読んで下さってありがとうございます(*^^*) ととさんもお体には落ちをつけくださいね！少し油断すると風邪を引きそうになりますから！ (2022年12月10日 7時) (
レス) id: 1b530ea863 (このIDを非表示/違反報告)
とと - どんどん面白くなっていきますね〜！！体調不良に気をつけて下さいね！ (2022年12月9日 17時) (レス) @page29 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
ブブ(プロフ) - 佐藤さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♡ ありがとうございます、佐藤さんもお体にはお気を付けくださいね(#^^#)お暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです♪ (2022年11月25日 20時) (レス) id: a83a72b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - コメント失礼します。とても面白いです！お体に気を付けて作者様の無理のないようこれからも頑張ってください！応援しています！ (2022年11月25日 9時) (レス) @page15 id: 76e6162b40 (このIDを非表示/違反報告)
とと - はい！読ませて頂きます！ (2022年11月25日 1時) (レス) @page15 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブブ | 作成日時：2022年11月14日 15時
