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俺の心配など他所に、相手はこちらに歩いてくる。「凄い楽しそうじゃん。二人で珍しいね」よかった。どうやら聞かれていなかったようだ。

安心している俺の隣でドンヒョクが口を開いた。「マクヒョンのせいでチョンロに被害が及んでんの。マジおもろい」

「え?二人面識ないよね」
「うん。マクヒョンが蹴った大学がチョンロに推薦よこそうとしてんの」
「あぁ」

ロンジュンは全てを察したようだった。彼の背を追いかけて合流したチソンは、チョンロの名前が出てきたことに驚いている。

「えっ、チョンロに推薦!?」
「そう。あいつバスケ凄いできるの知ってるよな」
「知ってますよ。だって体育の授業で凄いんですよ」
「そっか、お前らクラス替えあったのにまた同じクラスだったのか!」

また楽しそうに笑うドンヒョク。チソンは視線を遠くにやり、チョンロ凄いなぁ、と呟いていた。

「チョンロ、初めは高校に上がる前に中国帰ろうとしてたんだって。だからもしこのまま韓国の大学に行ってくれたら嬉しいよね」ロンジュンの言葉に皆が頷く。

この学校はいろんな境遇の人が集まる。そのため、いろんな出会いがある。チョンロも親の意思がなければこの学校には来なかったし、Aも親の転勤が無ければ出会うことが無かった。幼い頃から韓国に住んでいたとは言えど、ロンジュンにも同じことが言える。

みんなには是非ともこの国の大学に進学してもらって、これからもいつでも会えたらいいなぁ、と自分勝手なことを思った。

答えがないからこそいい→←.



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ジュン(プロフ) - jen(読み垢です)さん» またコメントして下さり感激です…ありがとうございますTT 一区切りというところまでお話が進みますので、是非とも最後までお付き合い宜しくお願い致します!jenさんこそ日々の時間を割いて読んで下さり、本当にお疲れ様ですTT (2023年3月25日 5時) (レス) @page31 id: 3eac17ee35 (このIDを非表示/違反報告)
jen(読み垢です)(プロフ) - 泣くほど待っていて、読んだら泣けてきました どうしよう…切なくて耐えられないです お話も一旦終わりに近づいているのかな…嫌だな…泣  ジュンさんお疲れ様です (2023年3月23日 21時) (レス) @page24 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - jen(読み垢です)さん» わーー!jenさん!早速お声かけて下さり嬉しいですTT 本にしてくださいだなんて初めて言われました笑 そんな事を思ってくださるなんて感激しておりますTT これからも読んで下さる方が楽しめるような展開になるよう頑張りますね:) 待っていて下さい! (2023年2月10日 17時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
jen(読み垢です)(プロフ) - ドキドキワクワクしつつの…5泣!他のお話とも絡んでいるし…ジュンさんすごい…本にしてくださいな!で、あちらも各先生の恋愛やらプロポーズやら知りたいし…待ってます^_^ (2023年2月10日 11時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - なんと…ついに5まで来てしまいました…これからも宜しくお願い致します!感想やご意見、ご指摘等ありましたら気軽にお声掛け下さい! (2023年2月5日 11時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジュン | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/  
作成日時:2023年2月5日 11時

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