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「気に入ってもらえるかは分からんけど、一生懸命選びました」
少し照れながら、紙袋を渡してくれた。
『開けていい？』
「もちろん」
紙袋の中には2つ箱が入っていた。
『どっちから開けたらいい？』
そう聞くと、
「大きい方かな！」
と笑っていた。
大きい方の箱を開けてみると、惑星のモチーフがキラリと光っているネックレスだった。
『すごい綺麗……
今付けていい？』
「ええで、付けたるよ」
貸して？と私の手からネックレスを取って、
ベッドに座っていた私の後ろに回って、付けてくれた。
康二くんが動いた時にふわっと香った香水がとても心地良くて。
「できた！」
鏡がないから直接見れないけど、手で触ってちゃんと付いてることを確認した。
『本当にありがとう
大切にするね！』
「まだお礼言うには早いで〜
次の箱開けてや！」
ー…そっか、箱2つあったんだった…
ネックレスが入っていた箱に比べたら大分小さくて、
何が入っているんだろうとワクワクしながら箱の包装を取った。
え、これって……
箱に書いてあるブランド名で分かる
絶対高い………
ドキドキしながら開けてみると、
指輪だった。
『………指輪？？』
「Aちゃん明日誕生日やろ？？12月14日」
『え……なんで知ってるの…？』
「調べたらちょちょいのちょいよ〜？笑」
確かに出版社のサイトに簡単なプロフィールは書いてある笑笑
『……ありがとう
嬉しい』
「それ見てたまにでいいから俺の事思い出して欲しいなって思って」
ー……思い出してって何…
なんで思い浮かべるじゃダメなの？？
なんで過去のことみたいに言うの？
なんで
そんなに苦しそうに笑うの…
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ﾍﾟﾙ(プロフ) - ゆうりんさん» 読んで頂きありがとうございます！これからも楽しんで頂ければ幸いです♪ (2022年5月13日 18時) (
レス) id: d8670e4748 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん - めっちゃくちゃ面白いです！これからも更新よろしくお願いします (2022年5月13日 6時) (レス) id: df6b20803b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾍﾟﾙ | 作成日時：2022年5月8日 21時
