____化_______々____ ページ18
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やっと体が離れ、視線が重なった。
「よくできました(笑)」
裕「また5歳児やと思ってるやろ」
「うん、思ってる(笑)」
もしかしたら3歳児かも、とAが笑うと、少し不服そうな裕太。
裕「失礼な」
「ごめんって(笑)」
いじけてしまったのか、何か言いたそうに俯く裕太の顔を覗き込む。
「裕太?」
裕「...会いたかった」
「ふふっ(笑)私もだよ」
裕「寂しかった?」
「実は...寂しく感じる暇もないくらい忙しかった(笑)」
Aがそう言うと、メンバーにも聞こえていて、みんなに笑われる。
「さ、メイク始めますか」
これお土産、とテーブルにお菓子を置くと、裕太がまた何か言いたげにAの手を軽く引く。
そんな裕太をよそに、一同は早速お菓子を開封して食べ始める。
「どうしたの?」
6人の気が逸れている間に裕太に問いかけると、まだモジモジとしている様子。
「言わなきゃわかんないよ?」
そう言って俯いた顔を覗き込むと、後頭部に手が回ってきて、ぐっと引き寄せられる。
「「えー!」」
さすがに異変に気付いた一同が注目して、思わず声を上げる。
それもそのはず。
裕太はAを引き寄せてキスをしていたのだから。
恥ずかしさから胸を叩いて抵抗するが、裕太がやめる気配はない。
亜「え、ちょっ...」
龍「嘘でしょ」
隼「うわー、やってるわ」
玲「やってんな」
メ「裕太くんが...」
涼「まさか過ぎるでしょ」
付き合った当初龍友に茶化されてキスした以来、メンバーの前ではキスどころか、目立ってイチャつくこともしなかった2人が、今目の前でキスしていることにかなり動揺している。
やっと唇が離れると、Aは恥ずかしさからすぐに離れようとする。
裕「何照れてんねん」
「自分だって顔真っ赤...」
裕「3日分やから足りてないけどな?」
「もう...本当にやめて」
そう言いながら、Aは鏡の前に道具を広げる。
裕太がそのまま1番に座ってメイクをしてもらう。
裕「まだ顔赤いで」
「自分がしたんでしょ」
裕「だって家帰るまでとか我慢できへんやん」
悪びれもせずにそう言えば、Aはまた顔を赤くする。
メンバー達は動揺しつつも、元の位置に戻ったよう。
裕「怒ってるん」
「怒ってはないけど...」
裕「けど?」
「向こう1ヶ月は茶化される」
裕「ははっ、それもそうやんな(笑)」
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____す_____________→←____と_______時____
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べてぃ。(プロフ) - aggyさん» ありがとうございます!ほのぼのした感じが伝わって嬉しいです(^^)今後とも、よろしくお願いします! (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - BBZ-rarayupiさん» 返信遅くなりました。そう行ってくださると嬉しいです(^^)今後ともよろしくお願いします。 (2020年1月21日 11時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。ほのぼのてした感じで、可愛いカッコいい裕太くん最高でした!めっちゃきゅんきゅんしました〜! (2020年1月20日 22時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
BBZ-rarayupi(プロフ) - もう、きゅんきゅんしすぎてじあわぜ〜です笑 (2019年12月29日 23時) (レス) id: 44d872b8cc (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - こことさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです(^^) (2019年12月20日 3時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べてぃ。 | 作成日時:2019年11月6日 0時