［La neige］ⅱ (ページ28)

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fk「、ぁあ、っ、れん、」
mm「！、く、っ」

ふいに口から喘ぎとともにとびだした愛しい名前。
自分の中がじんわり目黒の欲で満たされていくのを感じた。

mm「油断してるときに名前呼ぶのはずるいっしょ、中で出しちゃったじゃん」
fk「はぁ、っだって、ん、、でちゃったんだもん、、それに、れんの指で、掻きだしてくれるんでしょ？」
mm「なにそれ、かわいすぎんだけど。も一発やってい？」
fk「だめ、ていっても？」
mm「ま、やるよね」

繋がったまま抱き起こされて、ふわふわ踊っていた髪をくしゃりと撫でる。愛おしさであふれて、そのまま艶めく唇に吸いついた。目黒の下唇を甘く噛んだの合図に、ゆっくり律動が再開した。

fk「ふぁ、っん、れんからもして、ちゅー、」
mm「いくらでもしてあげる」

くっついては離れて、またくっついて。
お互いの唾液にまみれてるのが、たまらない。

fk「すきっ、れん」
mm「俺も好きだよ、たつや」

目黒はお返しとばかりに悪戯な笑みを浮かべていたけど、俺は幸福感でいっぱいで、こたえる余裕なんてなくて。
俺の名前を呼んだその唇にまた、かじりついた。

fin.