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63話目 ページ13

昼飯後、後輩二人はクラスに戻り、私とコネシマはこの前昼飯食べた教室に行く。そう、サボりです。何が悪い。

『しかし、バレないもんだね』

机の上に乗りながら足を前後に動かす。

kn「なんや?」
『いやほら、私の正体。まぁ顔も性格も違うからばれないだろうけど』
kn「いやバレるわけ無いやろ!お前の記憶ないんやし」









『・・・ん?』

私がキョトンとしてると、コネシマは首を傾げる。

kn「あれ、言わなかったか?」
『聞いてねぇよ!!!』

コネシマの胸ぐらをつかみあげる。ぐぇ、と聞こえるがそんなことはどうでもいい。

『どういう事だ!』
kn「説明するから!すまん!許してクレメンス!」
『許されるかそんなふざけた謝罪!』

激情のままにコネシマを前後左右に振り回す。そろそろ目が周り顔が青くなってきたので、手を離してやる。

kn「げほ、げほっ・・あーっと、俺とロボロが共犯者なのはわかるやろ」
『おう』
kn「プラスしてもう一人、協力者がおるらしい」

ひっかかる言い方だな。

『らしいってことは』
kn「察しがええな。そう、俺もロボロもそいつが誰か知らん」

そいつが全員の記憶を消したと、コネシマは言う。

『ちょっとまって、聞いてくる』
kn「ん」

目を閉じ、彼女を呼び出す。

[はいはーい]
あのさ
[聞いてたよ]
話が早い、誰?近くにいる?


[教えない]

は?


[最初にいったよな?攻略本はなしってよ]
いや言ったけど
[そゆことだから、ま、頑張って推理しな。まじでコネシマもロボロも知らねぇから]




『・・あの野郎』
kn「お、どうやった?」
『教えてもらえなかった』

話しかけてももうガン無視決め込んでるし。

kn「まぁ、案外近くにおるんちゃうん」
『根拠は』
kn「カン・・・もあるけど。前世の知り合いはほぼ全員この学校におるからな」
『私が誰かと密通してた可能性は?』
kn「ほぼないやろ。あいつそういうの好まんかったし、城から一歩もでんかったわ」

引きこもりか?わかる。私も引きこもりだから。

kn「ほんま誰やろうな」
『心当たりないの?』
kn「全く無い」

まじかよ畜生。ゼロから探すしかないか。









勘付いてる方もいるかもしれませんが協力者はあのお方です。

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ガチャ爆死した - 唐突な百合に吐きかけた…注意書きしてください、お願いしますガチで地雷なんです (2023年1月2日 17時) (レス) @page9 id: 5aa1bb0c09 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - あのゾムとシッマがらっだぁ達に電話かけたとき俺めっちゃ混乱して猫のところ行って落ち着いてまた見て混乱するっていう謎の行動をしてしまったのですが!?…家族寝てて良かったわ… (2020年8月31日 23時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
彩羽 - 59話の夢主イケメンか?惚れたわ (2020年4月12日 14時) (レス) id: 8500c7cb94 (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなはなひなはな - まっっじで!このシリーズ好きです!強いていうなら、このシリーズ落ちはいないのですか?まだ途中までしか読んでないので、もしいたらすみません!ちなみに私はゾムニキ推しです() (2020年3月15日 3時) (レス) id: 6dd1ea0e59 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ~ちゃん - 読んでるコッチが頭使う、、、  [そして彼女は、この小説にのめり込んでいくのであった。。]   (、、、は??) ww更新頑張れくだせぇ!! (2020年3月12日 12時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧月 | 作成日時:2020年1月24日 16時

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