4個目 〃 ページ4
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〜〜zm〜〜
下の可愛らしい同僚は、押し倒され身動きも取れないのに必死に頭を回してる。
そんなところもまた愛おしくて、思わず頬を撫でると体全体で反応してくれる
zm「耳打ちしたときも思ったんやけど、結構感じやすいん？」
『知るか離せや・・！！』
強気に負けじとこちらを睨む強い瞳にぞくぞくしてしまう。変態？男はみんな変態やから。
我慢できなくなった自分を押し付けると、彼女の顔が赤く染まる。あぁ、我慢できひん。はよ食べたい
『なんで』
震えるその唇から疑問が飛び出てくる。
『私なんか』
言葉から彼女の自己肯定の低さを感じる。
思わず彼女の頭を撫で、髪をすく。少し気持ちよさそうに目を細める彼女には、警戒心がない。
というより、自分が異性として見られるはずがないとでも思ってるのか。
zm「・・あのな、俺関西人やんか。ここは関東の人が多くて、この言葉遣い浮くんよ」
関西から派遣されてきて、言葉の壁にぶちあたると思わんかった。馬鹿にされてるわけではないが、笑われたりと、肩身の狭い思いを何度もした。
zm「なぁ、覚えとる？俺と初めて会ったとき」
『・・・いや』
zm「やろうな！」
素直な彼女は首を振り、その様子が可愛くて俺はわらう。
zm「俺が自己紹介してたとき。皆は俺の言葉遣いに興味持ってたのに、あんたは知らん顔してたやろ」
zm「あんたんところ挨拶に行ったときも関西弁について聞かれんくてな。俺思わず「気にならへんの」って聞いたんよ、そしたら」
『気になりませんよ。だって、同じ日本語でしょ
う』
記憶と同じ無表情で無感情の台詞をなぞられる。彼女は思い出したわと柔らかく笑う。
zm「はは、覚えてたん」
『そこまで事細かに言われちゃあね』
そろそろ離してくれませんか、と目が訴えてくるが俺はそこまでお人好しじゃないん。
その一言で惚れた女を逃がすほど、出来た人間でもない。
既成事実は作ったほうが勝ちやって悪友が言っとったし。
zm「じゃ、思い出話もそろそろ終わりにして」
『いや待とうよ』
自分のネクタイを解いて彼女の手首に巻きつける。
zm「安心し、優しくしたるさかい」
『何も安心できないんだよなぁ』
抵抗することに諦めたのか、彼女はベットに沈みこむ。
『・・はぁ、仕方ない。今日のことは肝に銘じておくよ』
zm「俺が彼氏になってそんなことさせへんから」
告白まがいのことを口に出すと、彼女の仮面が少し剥がれ、初心な少女の照れ顔を見せる。
あぁそうや、忘れていた。
zm「いただきます」
この言葉なしには食べられへんわ。
一曲目 Shall We Dance？（gr）→←3個目 〃
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まうるもち - 好きです....文章が神.....いつの間にか読み終えていた不思議 (2019年10月7日 23時) (
レス) id: a48c43d4d7 (このIDを非表示/違反報告)
碧月(プロフ) - 紫龍さん» 誤字ですごめんなさい！ご指摘ありがとうございます！ (2019年10月3日 6時) (レス) id: 8ab1994adc (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 碧月さん» 失礼します…knさんの2条目『後者裏』って『校舎裏』の事ですか？誤字とかじゃなかったらすみません！！ (2019年10月2日 23時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
碧月(プロフ) - アルムさん» ご指摘ありがとうございます！ (2019年9月29日 9時) (レス) id: 8ab1994adc (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - コメント失礼します！碧月さんの作った小説はやっぱ神ですね！途中で気づきましたがemさんの小説の六限目の２０行目の「…そらは愛おしさへと…」は「…それは愛おしさへと…」じゃないでしょうか？間違ってたらすみません！更新楽しみにしています。 (2019年9月29日 8時) (レス) id: 9866a4ca3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧月
| 作成日時：2019年9月17日 6時
