無数な君の表情 / jo1、ini (ページ10)

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四季全て / △ruki.s（リクエスト）ページ10

『おまたせ！おはよ』

「おはよ」

「寒いから早く入って」

『お邪魔しまーす』

「どうぞー」

この人は会社の同期で彼氏の白岩瑠姫。

今日は年始休みを使って一緒にスノボに行く。

「シートベルトした？」

『した！』

「よし、じゃあ出発しますよー」

『お願いしまーす』

瑠姫が車で家まで迎えに来てくれて

そのまま長野のスキー場に向かう。

「Aー」

「もう着くよ」

『…ん、』

『あごめん、寝てた、』

「全然いいよ笑」

『「おおーーー！」』

『真っ白だー！』

「すげー！」

『うあ！』

「おい！転けすぎ！笑」

『え！今できたよね！？』

「全っっっ然できてない笑」

『えぇ！？』

「見て！俺の雪だるま完璧じゃね？笑」

『すご！でも私も負けてない、ほら』

「いや絶対俺の方がうまいでしょ！」

『いやいや！絶対私！！』

瑠姫に滑り方を教えてもらったり、

どっちが上手に雪だるま作れるか勝負したりして

初めてのゲレンデを楽しんだ。