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サプライズ / △junki.k ページ9

「ただいまー」










お、





ついに帰ってきた










『おかえりー』


「なにしてんの?」


『んー?編み物してる』


「おお、めずらしいな」

「Aって編み物できるんや」


『え?ばかにしてる?』


「してへんわ笑」

「なに編んでんの」


『赤ちゃんの帽子〜』


「なんで?」

「知り合いの子の?」


『ううん』

『私たちの子の』


「、、、え?」

「うそやん、」

「ほんまに、?」


『なんで小声なん笑』


「いやだっ、、、へ?」





純喜が嬉しそうに私の顔と私のお腹を交互に見てくる





「ちょっとこっちきて」





ソファーから立ち上がって

スーツを着てカバンを持ったまま

両手を広げてる純喜のとこに行くと





「A〜!!!」


『うぉあ!』





持ってたカバンをほおり投げて

私の頭を勢いよく自分の胸元に引き寄せて

大きな手で包み込まれる





「やったなあ!!!」





顔を上げて純喜の顔を見ると

目をぎゅっと閉じて

涙でぐちゃぐちゃになってた





『ねぇ泣きすぎ!笑笑』


「だって、ずっとほしいなぁって話してたやん、、、」


『ね、』





私の頭上で号泣する純喜を見てると

我慢してた涙が一気に出てきた





「、しんどい?大丈夫?」


『違う、』

『純喜が泣くから、つられた、、、』


「ははは!笑」

「かわええなあ ほんまに」





私の頭をガシガシ撫でてくる





『うあぁもう、、髪ぐちゃぐちゃなる、』


「ごめんごめん笑笑」

「これから頑張ろな」


『うん』


「俺ほんまになんでもするからなんでも言うてや?」

「一人で悩んだらあかんで?」


『うん、笑』


「なに笑ってんの!笑」


『ううん笑』

『、よし!ご飯食べよ!』


「せやな!いっぱい食べな!」










元気で優しくて頼りになるパパになりそうだな〜笑

パパ頑張ってくれるって!笑





fin.

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作者名:ぴょっぴ | 作成日時:2024年12月3日 2時

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