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――― 「ねーちゃんのこと、いただいてやるよ。」
「……え？」
その人は、カウンターの中に入ってどんどん近づいてくる。
反射的に後ろに下がると、冷たい壁が背中に当たる。
「ねーちゃん、名前は？」
「A、です……」
バカ、私何で素直に答えてるの!？
「俺はバンだ♪」
「バン、さん……」
「…は、早く、出ていってください！」
「Aもらうまで帰らねぇよ♪」
「な、何で私なんですか！」
「そりゃあ、Aが可愛いからよ♪」
「か……っ、可愛い…？」
可愛いなんて、今まで言われたことなかった。
「顔、真っ赤だぜ〜♪」
「きゃ…っ」
バンさんの手が顔の横にある。
いわゆる、壁ドンという状態になってしまった。
「もう一回いってやるか…？」
「かーわいい。」
耳にバンさんの息がかかってくすぐったい。
「ば、バン、さん……」
「バンでいい。」
「ぁ、ちょ、ん…ふぅ……」
なに、このキス…
舌が絡まり、頭がボーっとする。
「もしかして初めてだったか〜？」
「そ、そうですよ！」
「ホントに早く帰ってください！」
「…とか言って、ホントは帰ってほしくねぇんだろ♪」
「そ、そんなこと…」
どうしてだろう。 完全に否定できない自分がいる。
「もっとしてやるよ。」
耳に息を吹きかけられ、舐められる。
水音が響く。
「ん、ぁ……」
思わず声が漏れてしまう。
「A、耳弱ぇだろ♪」
「え……」
こんな形で、自分の弱い所を知ってしまうなんて。
「今日、泊まってもいいか？」
――― 「一緒に寝よ〜ぜ、A♪」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
全然更新してなくて、申し訳ありませんでした…(土下座)
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セラ - 最高です！！∩^ω^∩ (2月25日 23時) (
レス) @page9 id: 7e8df29566 (このIDを非表示/違反報告)
もおん - バンさん最推しなんです！ありがとうございます！ (2018年11月18日 11時) (レス) id: 0c67084669 (このIDを非表示/違反報告)
うさもっち。(プロフ) - ナモカさん» こっちでもコメントありがとうございます！ 一緒に現実逃避だ← (2018年5月9日 23時) (レス) id: a1256cfe65 (このIDを非表示/違反報告)
ナモカ - うさもっちパイせん！更新頑張って下さい！現実逃避最高〜！ (2018年5月9日 15時) (レス) id: 06929f16b1 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 貴方が神か(鼻血) (2018年2月4日 23時) (レス) id: 84b0f7622a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年1月14日 2時
