死柄木弔×荼毘×嫉妬 ページ36
今日は珍しく人が少ない日だ。
みんな、何をしに行ってるのだろうか。
想像しても嫌な予感しかしないけど。
部屋には私と死柄木さんだけで、水の入ったグラスを傾ける音だけが響く。
「なぁ、A。」
「は、はいっ！」
会話の全く無かったところに突然話しかけられたため、驚いて大声を出してしまった。
私が恥ずかしがっている様子も余所に、死柄木さんは話を続ける。
「最近、荼毘とベタベタしすぎじゃないか？」
「そんなこと、ないと思いますけど……」
死柄木さんが言ってるのは、恋愛的な意味だろう。
確かに最近、荼毘と一緒に行動する事は多い。
けど、そういうのでは全く無い。
「どうしたんですか？そんなこと気にして。」
彼もそんなことを気にするのか。
単純に、そういう男女間の関係が気に食わないだけなのか。
疑問を浮かべていると、死柄木さんに抱きしめられた。
一瞬身構えたが、彼に限って私に危害を加えることもないだろう。
「何の冗談です？」
笑いながら体を退けようとするが、思ったより力が強く彼は全然動きそうにない。
からかっているのだとしたら、らしくないやり方だ。
「A不足なんだよ……」
消え入りそうな小さな声だったが、何を言っているのかは聞きとれた。
「そんな、付き合ってる訳でもないんですから。」
「これからそうなるつもりだけど。」
「……え？」
「いや、忘れて。」
冗談だと思いたいけど、予想外に真面目な声で言われたため、そうとも言い切れない。
頭の中が混乱してくる。
「荼毘のことは、呼び捨てだろ？」
「え、まぁ……」
「俺のことも、弔でいい。」
「え、だって、怒りません？」
何故そこまで荼毘のことを気にするのか。
さっきからこの人のしたいことが全く読みとれない。
「いいから、呼んでみろよ。」
「と……「とむら。」
「「え？」」
予想外の方向から声がして、私と死柄木さんの声が重なる。
声のした方向に視線を送ると、張本人の荼毘が立っていた。
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みりん - ヤバい…かっちゃん&轟くんと死柄木&ダビペアが好きすぎる…この前知ったばかりなのにハマってきてる。私がいる。 特にかっちゃん。私の心臓もたないよ。 (2023年2月26日 22時) (
レス) @page38 id: 4264beaf5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完全に私欲ですが！耳責め回を増やしてほしいです…！ (2023年1月4日 2時) (レス) @page46 id: 090773d13c (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - お願いします夢主ちゃんと轟くんとかっちゃんの絡みをもっと増やしてください。 (2022年12月17日 16時) (レス) @page15 id: f9c36b0019 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 物間くんめちゃ増やして欲しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: 8fefdf43eb (このIDを非表示/違反報告)
間葉 - 雪桜さん！！ですよね！！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 8e4a69fdea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年10月31日 0時
