爆豪勝己×壁ドン ページ34
談話スペース。
みんなと女子トークをしていると、かっちゃんが近づいてきた。
「おいA。」
「えっと、後ででもいい？」
話が盛り上がっているところなので、ここで抜けるのは気が引ける。
ここで素直にかっちゃんが引き下がる訳がなく。
腕をむんずと掴まれ、その場に立たせられる。
「ごめんね、みんな……」
申し訳なく視線を送ると、何故かお茶子ちゃんと三奈ちゃんが顔を見合わせて笑っていた。
「どうしたの？」
視線をかっちゃんの方に戻すと、何を考えているのか、無言で距離を詰めてきた。
何をされるか分からず、思わず後ずさる。
頭を壁にぶつけた痛みを感じていると、かっちゃんの腕が勢いよく伸びてきた。
反射的に目を瞑る。
すると、その手は私ではなく、私の横の壁で音を立てる。
これは所謂……壁ドン？
脳内に様々な疑問が浮かぶ。
「な、何で……」
その後に続く言葉は上手く表わせなかったが、かっちゃんがこんなコトをするのは柄じゃない。
壁を爆破ならするかもしれないけど。
「ん。」
かっちゃんが顎で先程まで私が居た場所をさす。
二人が笑っていたのはそういうことかと納得する。
「こうすればお前が喜ぶって聞いたからよ。」
それを恥ずかしげもなくやってしまうかっちゃんもかっちゃんだ。
知識が豊富な彼も、恋愛には疎い。
今はそれが憎く感じた。
「顔、真っ赤だぜ？」
顔を近づけられ、耳元で言われる。
「……う、うるさい！」
反応が遅れた。
悪戯に嗤うかっちゃんに見惚れていたから、とかではない、と思いたい。
横目に皆を見ると、両手を重ねたり、顔を覆ったり、そんな仕草でこっちを見ていた。
恥じらいから、体温が上がる。
かっちゃんに顎を掴まれ、視線がぶつかる。
嫌な予感がした。
「え、ちょ、まっ……ん……」
反応する間もなく、唇が重なった。
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みりん - ヤバい…かっちゃん&轟くんと死柄木&ダビペアが好きすぎる…この前知ったばかりなのにハマってきてる。私がいる。 特にかっちゃん。私の心臓もたないよ。 (2023年2月26日 22時) (
レス) @page38 id: 4264beaf5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完全に私欲ですが！耳責め回を増やしてほしいです…！ (2023年1月4日 2時) (レス) @page46 id: 090773d13c (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - お願いします夢主ちゃんと轟くんとかっちゃんの絡みをもっと増やしてください。 (2022年12月17日 16時) (レス) @page15 id: f9c36b0019 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 物間くんめちゃ増やして欲しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: 8fefdf43eb (このIDを非表示/違反報告)
間葉 - 雪桜さん！！ですよね！！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 8e4a69fdea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年10月31日 0時
