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手が軽く当たっただけなのに、大きな声が出た。
「わ、悪ぃ。」
轟くんは、驚いて目を見開いている。
どうってことないはずなのに、触れられた手が熱を持っている。
だんだんと、身体全体が熱くなってきた。
風邪とは違うのは明らかだ。
「A、顔赤いぞ。大丈夫か？」
「う、うん、全然平気！」
「体調悪いなら、無理しねぇ方がいいぞ。」
「そうだよAちゃん、悪化しちゃったら困るし……」
みんなが心配そうに私を見ている。
別に、体調が悪いわけではない。むしろ元気な方だ。
でも、みんなに心配をかける訳にもいかないから、部屋に戻ることにした。
「俺、ついてく。」
「ごめんね……」
轟くんは、体育祭前よりずっと優しくなったと思う。
部屋を出る時に、かっちゃんの舌打ちが聞こえた気がした。
エレベーターに乗っている時間がいつもより長いと思ったら、着いたのは5階だった。
「轟くん、私の部屋、3階……」
「分かってる。」
「え？」
じゃあ、どうして？
考えていると、上昇してきた後ろのエレベーターが止まった。
扉の向こうにいたのは、かっちゃんだった。
機嫌の悪そうな顔をしている。
私たちの姿を見るやいなや、私を支える轟くんから私を奪い取った。
「Aは俺のだ。返せ。」
「かっちゃん、轟くんは私を心配してくれて……」
「は？ 心配だぁ？」
かっちゃんに凄まれて、息が詰まってしまう。
「半分野郎、何だ？その目は。」
「Aを部屋に連れ込んで、やらしいことする気満々だったんじゃねぇのか？」
轟くんは何も答えない。
「A、オメェもだ。 コイツにされるがままになってんじゃねぇよ。」
「ご、ごめんなさい……」
「こりゃ、躾が必要だな。」
「部屋戻んのも面倒くせぇから、轟、部屋借りるぞ。」
かっちゃんに無理矢理引きずられる。
そして、轟くんの部屋のベッドに押し倒された。
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みりん - ヤバい…かっちゃん&轟くんと死柄木&ダビペアが好きすぎる…この前知ったばかりなのにハマってきてる。私がいる。 特にかっちゃん。私の心臓もたないよ。 (2023年2月26日 22時) (
レス) @page38 id: 4264beaf5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 完全に私欲ですが！耳責め回を増やしてほしいです…！ (2023年1月4日 2時) (レス) @page46 id: 090773d13c (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - お願いします夢主ちゃんと轟くんとかっちゃんの絡みをもっと増やしてください。 (2022年12月17日 16時) (レス) @page15 id: f9c36b0019 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 物間くんめちゃ増やして欲しいです！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: 8fefdf43eb (このIDを非表示/違反報告)
間葉 - 雪桜さん！！ですよね！！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 8e4a69fdea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年10月31日 0時
