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幸い発見が早かったおかげで一命は取り留めた、あともう少し遅かったら死んでいたと言う。




赤司父 「Aちゃんの様子はどうだ?」

赤司 「はい、一命は取り留めたそうですがいつ目を覚ますかわかりません…」

赤司父 「そうか…」



俺が居ながらなんて失態なんだ、こんなんではAを守る事は出来ない。




悔しい…




赤司父 「お前のせいじゃない、」

赤司 「父さん…」

赤司父 「悪いのは俺だ、ちゃんとAちゃんの気持ちを聞いていればこんな事にはならなかった…」


赤司 「…ッ」


赤司父 「それに征十郎、お前は俺に話さなければならない事があるだろう?」


赤司 「…Aには付き合っていた恋人が居るんです。それはAが初めて愛した最愛の人。」


赤司父 「なるほど…」


赤司 「それをわかっていて俺と婚約をさせてしまった。」


赤司父 「婚約を進めたのは俺だ、お前は関係ない」

赤司 「…」


赤司父 「そろそろ仕事に戻らなくては…すまないが後は頼んでいいか?目を覚ましたら連絡してくれ」


赤司 「わかりました。」






そう言い父は病室を後にし仕事に戻った。









? 「Aちん!!」

赤司 「ッ、紫原!!」

紫原 「赤ちん、Aちんは大丈夫なの?」

赤司 「一命は取り留めた…だがいつ目を覚ますかわからない。」

紫原 「絶対…目覚ますよね?」

赤司 「わからない…もしかしたらずっと目を覚まさないかもしれない。」



そう、紫原に告げると紫原は真っ直ぐ俺の顔を見て



紫原 「俺は信じるよ、Aちんはこんな事じゃ絶対死なない。」


と、いつもの紫原では考えられない真剣な顔でそう告げた。

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エル - こんにちは!元ルンルンです!むっくんと離れないでよかったーー!!めちゃくちゃ面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年5月16日 5時) (レス) id: 337918d67e (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - わかりました!!楽しみにしています!!(^^) (2018年10月11日 19時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - ルンルンさん» ルンルンさん、コメントありがとうございます!! 本題に入ります、むっくんとは…内緒です(*^^*)離れるか離れないかは続きを楽しみにしてくださいね(*^_^*) (2018年10月9日 21時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - むっくんと離してしまうんですかぁーーーーー!? (2018年10月7日 15時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年10月1日 13時

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