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… 「Aちん!!」
この声、まさか…
「敦…くん」
紫原 「ウゥ…ばかー!!」
そう言い、敦くんは私を強く抱きしめ怒った。
「あ、あの…」
紫原 「俺が…俺がどれだけ心配したかわかってんの!?」
「ごめんなさい…」
紫原 「謝って済む問題じゃないし!!」
「ッ…」
紫原 「もしAちんが死んじゃったら…俺は一生Aちんを恨むから!!」
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
紫原 「俺が婚約ごときでAちんを離すと思う?」
そんなこと何回も考えたよ…けど敦くんに迷惑かけちゃうから…婚約するしかなかった。親の言うことに従うしかなかった…
「困らせたく…なかった。敦くんが好きだからずっと敦くんに笑って欲しかったから、死を選んだ。」
紫原 「何それ…そんなんで俺が幸せになると思った?」
「(。_。`)コク…」
紫原 「そんなわけないじゃん…俺はAちんをずっと守るから絶対幸せにするから、もう死なないで…」
「は、はい…ッ」
なんかプロポーズみたい、多分敦くんは無意識だろうけど、私は『ずっと守るから絶対幸せにするから』と言う言葉が嬉しかった。
紫原 「あと、ここで言うのもなんだけど…」
「え?」
次の瞬間、敦くんは部活用のカバンから小さな箱を取り出し
紫原 「まだ学生だし、安物しか渡せないけどいつか本物を渡すから…」
何の事か言っている意味がわからなかった、けど敦くんの手に持ってる小さな箱を開けた瞬間…やっと意味がわかった。
紫原 「俺と結婚しませんか〜?」
「え…///あの…///その/////私なんかでいいの?」
紫原 「Aちんしか考えられないし…///」
私…敦くんと結婚してもいいのかな…
そう思っていると征くんが笑顔で
赤司 「A、返事はしないのか?」
そう言った。
その言葉に答えるように私は…
「不束者ですがよろしくお願いします…///」
そう答えた。
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エル - こんにちは!元ルンルンです!むっくんと離れないでよかったーー!!めちゃくちゃ面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年5月16日 5時) (レス) id: 337918d67e (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - わかりました!!楽しみにしています!!(^^) (2018年10月11日 19時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
名無し81060号(プロフ) - ルンルンさん» ルンルンさん、コメントありがとうございます!! 本題に入ります、むっくんとは…内緒です(*^^*)離れるか離れないかは続きを楽しみにしてくださいね(*^_^*) (2018年10月9日 21時) (レス) id: 6291645e92 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - むっくんと離してしまうんですかぁーーーーー!? (2018年10月7日 15時) (レス) id: da0b87ee88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2018年10月1日 13時