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怜「Σっ!?」
『お嬢と怜くんは家族とはまた違う、えっと〜通じ合ってる、だったかな?何かそんな感じがするそうです。聞いた僕もそれ、すごくしっくり来ました♪』
達「で?」
『えっと〜紀章さん曰く、怜くんはカルライとか先の楽しみが頭を埋めてるからその時が来るまでは淋しいって感情に麻酔打たれてるような状態だけど、いざその麻酔が切れた時』
佳那「爆発しちゃう…って?」
『はい。
麻酔効いてた分の淋しさが一気に押し寄せてくる。けど、達さんや佳那さんを始め皆さんに迷惑かけるようなことは言いたくない、でも会いたいって苦しむに決まってる。佳那さんがどれほど今回のことを楽しみにしてたか知ってるから…あの時のお嬢みたいになる、きっとって』
佳那「…っ」
怜「きーちゃんっっ」
翔「怜くん…大丈夫?」
『…怜くんが聞いててしんどいなら僕、話止めます。僕だって苦しんで欲しくないから。達さんが聞きたくても僕はっ!』
怜「のぶながっ、ありやとっ!でも、りょうききたい…っ」
『怜くん…』
翔「…(怜の小さな手を包む)」
達「翔太、サンキュ」
翔「いぇ…僕に出来ることはこれぐらいしかないから」
達「充分。
怜、聞きたいんだな?ちゃんとわかりたいんだな?」
怜「あいっ」
達「よし。信長、続き頼む(繋いでいた佳那の手をより強く握る)」
佳那「(何も言わずギュッギュッとそれを握り返す)」
『…わかりました。
紀章さんは怜くんにそんな辛い想いして欲しくないし、当たって欲しくはないけど万が一のためにチケット用意しておこうと思ったって仰ってました。あと、これは僕の推測ですが、佳那さんが楽しみにしてるのもわかってるから、こっそり林さんに渡してたんだと思います』
佳那「ふぅ…うん、確かにきーちゃんってそう考えそう。だってあたし聞かれたもの」
達「何て?」
佳那「聞くまでもないけどカルライ・神戸すげぇ楽しみなんだよな?って。勿論、うんって答えたけど…」
達「けど?」
佳那「何か悔しい。きーちゃんはお嬢のこともちゃんと気づいてたのに、あたし今まで気づいてなかったんだもん…お嬢にごめんねって言わなきゃ」
達「そっか。でもそれは俺も同じだから、俺も一緒に謝る。あと、今度こそお嬢も一緒に楽しもうなって約束する」
佳那「あ、それあたしも!」
怜「りょうも!」
希「のーもっ♪」
達「ははっ、じゃあ皆で言おうな♪」
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朔(プロフ) - 愛結さん» 早いwww1日の締めにどうぞお楽しみ下さいヾ(*´▽`*)ノ (2020年5月20日 21時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - Rioさん» お待たせ致しました!ぜひ続きをご覧下さいませ(*´∀`)♪ (2020年5月20日 21時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - あっきょさん» パスワード外してあります。お待たせ致しました!ぜひ続きをご覧下さいませ(*´∀`)♪ (2020年5月20日 21時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - ゆかりさん» お待たせ致しました!ぜひ続きをご覧下さいませ(*´∀`)♪ (2020年5月20日 21時) (レス) id: d99f80bc4c (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 朔さん» ありがとうございます♪さっそく読ませていただきます!(〃艸〃) (2020年5月20日 21時) (レス) id: eb3f5ebe72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年8月17日 1時