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槇寿郎「炎の呼吸が使えなくてもいいんだ。
炎の呼吸の派生として陽の呼吸を生み出したのだからな!

自信を持て!お前は立派な俺の娘だ。」


杏寿郎「姉上!お稽古してください!」


瑠火「Aお料理を一緒に作りましょうか。」


千寿郎「あねう、え!キャッキャッ」




あの頃は幸せだった。





『母上!!!!母上!!!!……母…上。』

ある日突然母が死んだ。

それから沢山の事が狂い始めた。





槇寿郎「煩い!!炎の呼吸も使えない出来損ないが!」


父上がそんな事を言うはずがないけど、

自分もそう感じていたから父上の本音だと思ってしまった。


『さようなら。』



一言言って煉獄家を出た。









母上が亡くなる数週間前に最終選別に合格していた。


初任務を終えて家に帰ったら……。




私はとにかく鬼を斬り続けた。

あれから何年が経ったのだろう。

下限も三匹や四匹。

100は斬っているのだろうか。



小麦「カァァァ!オ館様ガオ呼ビダ!」


鎹鴉の小麦が言う。

『分かった。』








『失礼致します。』


お館様「毎回悪いね。でも本当に君を柱に入れたいんだ。」


『毎度言っておりますが、私は柱になどなりません。』


お館様「理由を話してはくれないかい?」


『……。分かりました。』



過去を全て話した。


煉獄家の長女であり、でも炎の呼吸は使えない。


代わりに炎の派生の陽の呼吸を生み出した事、


母上が亡くなってから何もかもが狂い始めた事。


もう私は煉獄という苗字を名乗っていない事。




お館様「辛かったね。でも、その理由がどうして柱にならない理由なんだい?

その話は過去の事であって、柱をやりたくない理由では無いだろう?」


確かにそうだ。

私は怖いだけなんだ。

強い人は私の事を出来損ないと思うのかもしれない。


でも、何より一番の理由は


杏寿郎が居るから。


私は元家族に会う気もないし会いたくない。





でも仕方ない。もうめんどくさいしいいや。


考えるのを辞めよう。

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腐腐腐( *´?`*)(プロフ) - 游さん» 大丈夫ですよ!こちら側で削除させて頂きました!細かなミスもあるとは思いますが、作品を楽しんでいただけると幸いです! (2021年11月1日 17時) (レス) id: 769373efc4 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。。。 なんか申し訳ないです...。 すみません。 (2021年11月1日 8時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) コメントって作者さん側で削除するのではないんでしょうか? 例えこちら側で削除出来るとしても私この占いツクールに 登録していないので削除では出来ないんです。。。 (2021年11月1日 8時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- おはようございます(*^^*) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年11月1日 8時) (レス) @page42 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐( *´?`*)(プロフ) - 游さん» ご指摘沢山ありがとうございます!ほかの名前はリア友の名前が入ってしまったのでこのコメント消してもらえるとありがたいです…すいません! (2021年11月1日 7時) (レス) id: 769373efc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:腐腐腐( *´?`*) | 作成日時:2020年6月6日 18時

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