四十四ノ剣撃-雲の対戦..終戦？5 ページ47
夢主side
ツナ「な、なんでか聞いてもいい？」
『…』
ツナ「えっとぉ…」
私はかけている大空のリングを見つめ続けた
獄寺「はなく話せよ！」
『…』
山本「…言いたくないのか？」
『…』
了「極限になんなのだ！！」
『…』
ク「A…？」
『…』
雲「ゆっくりでいいよ」
『…』
私は1人ずつ欠けているリングを見ていく
様々な感情が私に向けられる
"信頼"、"疑念"、"恐怖"、"恨み"、"痛恨"、"殺意"、"恋慕"
それが何を意味しているかは、私には分かっている
胸が苦しい…さっきまで気にしていなかった傷も、今になって痛い…
『今の貴方に、話せません…』
獄寺「ッてめー！ふざけてんのか！？」
獄寺君が私の胸倉を掴み、叫ぶ
それでも私はそれ以上は話さなかった
獄寺「おい！聞いてんのか！！」
山本「お、おい…獄寺！やめろって」
獄寺「離せ！！山本！！」
山本君は獄寺君を掴んで私から離す
『…』
雲「今じゃダメなの？」
『…はい』
雲雀さんがすぐ側で私に問う
私の答えを聞いても、じっと私を見る
ツナ「それって…オレがボスじゃないから…？」
『！そう…ですね…ボンゴレのボスになれば、話さねばならないことですので…』
ツナ「そっか…じゃあ待つよ」
『…え』
落ちていた視線を上げ、沢田君を見ると微笑んでいた
ツナ「Aさんが死んだアルコバレーノだけど何で生きてるとか、9代目がAに敬語を使うのはなんでとか…話してくれるまで、待つよ」(微笑
『ぁ…』
その笑みはよく知っている"彼"に似ていて、酷く安心してしまった
どこかでこの秘密を言ってしまいたいと、思ってしまう私がいた
私は彼らにゆっくりと頭を下げた
『どうか、どうか』
ツナ「え、Aさん！？何もそこまでしなくても…！」
他の皆さんも突然の私の行動に驚きを隠せずにいた
胸倉を掴んできた獄寺君も、いつも咬み殺すと言っていた雲雀さんも
でも、これは伝えなければならない
『どうか、信じてください…』
ツナ「え…」
『もし私が貴方方を裏切ったとしても、ボンゴレを…裏切ったとしても…』
全「！？」
私はゆっくりと頭を上げ、皆さんを見る
涙で視界がぼやけている
でも伝えなければ…
『私は…常に、ボンゴレを…愛し…て…』(ﾌﾗｯ
全「！？」
傷から出て、痛く思いながら力をなくして倒れそうになったが、雲雀さんが抱きとめてくれた
私はそこで意識を失い、視界が真っ暗になった
ーボンゴレを愛していますー
その言葉は伝えられただろうか…
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夢純(プロフ) - ルカたん天使さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: c8e75c87a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカたん天使 - 面白いです！頑張れ！応援してます (2019年9月16日 9時) (レス) id: dd53ace290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢純 | 作成日時：2019年2月25日 2時
