二十六ノ剣撃-雨の対戦3 ページ29
ツナside
Aさんの反論からチェルベッロは歯切れが悪い
その様子を見てるAさんも、なんだか怖い…
ツナ「Aさん？」
オレはAさんには届かないような声で彼女の名前を呼んだ
『…対戦が終了しているのなら、私が助けても問題ないはずです』
チェル「ッ貴方は、そのような身分では『貴女に身分の話をされることはないかと』ッ」
なんの話しをしてるんだ…
身分だなんて…でも、なんだろう…
Aさんが…遠い存在だって言うのは、わかった気がする…
チェル「…」
『私は私のボスに従いました』
そう言って、Aさんはオレを見て微笑んだ
その目の瞳孔には赤い光が消えていた
『それは、貴方達が何を言っても意味の無いこと…』
チェル「…」
『むしろ"彼"には感謝してもらいたい』
"彼"？
それって誰なの？それに…感謝って…
『"今回"は、彼の頼みを聞いて差し上げているのだから』
チェル「…失礼しました」
『いえ、こちらこそ』
Aさんは山本やスクアーロの元に移動した
山「…えっ…と」
『…』
Aさんは少し悲しそうな顔をして山本やスクアーロを見た
山「…ありがとな！助けてくれて！」(ﾆｨ
『…いえ』
山本のお礼の言葉も顔を見せずに返した
すると、Aさんがあっ…っと言ってヴァリアーの方に振り返った
『スクアーロさんは殺さないでいただきたい』
ザン「…あ？」
ザンザスは心底わからないというような顔でAを見た
Aはそれを気にしていないようで…スクアーロを
スク「い"でェ！！」
ツナ「…」(汗
スクアーロは急に移動させられたので地面に強く打ち付けられていた
移動のさせ方が雑…(汗
しかも他のメンバーにすっげぇ蹴られてる(汗
『彼を殺せば、貴方との賭けは無しにせざる負えないので』
ザン「…ﾌｯ、いいだろ…チェルベッロ、続けろ」
え？賭けってなんだろう…
ザンザスも不機嫌そうな顔してたけど、最終的に機嫌が戻ったみたいだし…
チェル「はい、明晩の対決は……霧の守護者同士の対決です」
霧って…！！
ツナ「おい！リボーン来たぞ！！どーすんだよ！？霧の人って一体…！」
リ「いよいよ奴の出番だな」(ﾆｨ
『…』(微笑
チェル「それでは」
チェルベッロは消えていった
『あ、スクアーロさん』
スク「あ"？」
『剣士としての誇りを、履き違えないでください』
Aさんはそう言って校舎を出た
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夢純(プロフ) - ルカたん天使さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: c8e75c87a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカたん天使 - 面白いです！頑張れ！応援してます (2019年9月16日 9時) (レス) id: dd53ace290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢純 | 作成日時：2019年2月25日 2時
