【金カム】超絶社畜がトリップしてイキイキしだす夢小説 (ページ8)

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「ニブい子だね。それとも本当に体を売りに来たのかい？」

『違います！警察に行く前に寄らせてもらっただけです！』

それを聞くと女は深いため息

「あんた、悪いことは言わないからさっさと出ってちゃいな」

『はい？』

「外の男に聞かれたのさ「いま店に入った子は本当に身売りか？」ってね」

外の男？私を連れてきた男２人は室内に入るところ確認済みだ
それ以外で面識がある人がいた？疑問は尽きない

「「駄賃くれたら確認してやる」って言ったら１円もくれてさ。確認しにきてやったってわけ」

１円って価値安すぎやしないかと思ったがここは明治時代の雰囲気を大事にしてるところらしい

確か愛知県にあったような気がしたが札幌にも存在していたとは知らなかった

この疑問すら野暮なのだろうと口をつぐんだ

「あんた本当に身売りじゃないんだね？」

女は体を洗い流し湯船へ

『はい』

私も体を洗い流しあとへ続き湯に浸かる
長いかけ湯のおかげですっかり温かさに体も慣れてくれたようだ

「話してるとそんな気がしたよ。あんたどっかのいいとこ住みのお嬢さんでしょ」

『え！？そんな事はないと思うのですが…』

「いーや、そうさね。着てた服は見たことないし話し方だってそうさ。ここじゃそんなお上品な喋り方なんかしやしないよ」

『あ…ありがとうございます…？』

随分キャラになり切っているんだなと関心が先に現れてしまい突っ込むことをやめた