呆然 ページ3
貴方side
彼方の言葉に呆然とする私。
彼方「だってさ、そもそもこの年から付き合って結婚するカップルなんてさ、まぁ、いないことはないかもしれないけど、少数だよ?
飽きるの当たり前でしょ。」
貴方「わっ、私は、飽きてないよ…」
彼方「俺は飽きたから。もう、無理。じゃあね。」
貴方「え、あの、ちょっ…」
一方的に切られた電話。
目から溢れた涙が、ポツポツとカーペットにシミを作っていく。
貴方「…っ、う、あぁぁぁっ…ひくっ…」
涙は止まることを知らなくて、とめどなく溢れ続けた。
次の日
会いたくない。
昨日の今日で、顔を合わせるなんて、本当に勘弁して欲しい。
なんで同じクラスなんかなってんだよ。
こないだまでは、毎日が楽しくて、休み時間のたびに、彼方に話しかけに行っていた。
貴方「もう、そんなこと、できないな」
自分の席について、私は呟いた。
すると、隣の席の真冬が、私に問いかける。
真冬「A目、腫れてるけど、何か、あったの?」
女子苦手なくせに、話しかけてくるとか…
まぁ、私は女子と認識されてないけどさ。
貴方「いやぁ、失恋しちゃって。って、これ言ったら何があったか想像できちゃうか。」
うっかりしてた。彼方の親友である真冬に、こんなこと言ったら、まずかったな。
真冬は、黙って、大きな瞳で私を見つめる。
貴方「あ、い、今のことは、忘れて…ね?」
真冬「別に、そんなに心配しなくても、そらるさんには言わないし。」
まぁ、彼方からも色々聞いてるんだうね…
ふとクラスを見回すと、
いた、彼方。
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りっちー(プロフ) - みるふぃーゆさん» 了解です!頑張って下さいね!! (2018年7月25日 9時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
みるふぃーゆ(プロフ) - りっちーさん» この作品を読んでいただきありがとうございます!ストーカーのほうは、後、数個お話を書いたら、パスワードを外しますのでもう少々お待ちくださいm(_ _)m (2018年7月24日 22時) (レス) id: 0776aef0bf (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - それに、この作品面白かったです!これからも頑張って下さいね。 (2018年7月24日 15時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - ボードで聞けなかったので、ここで失礼。ストーカーと恋愛できるのかのパス教えて下さい! (2018年7月24日 15時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
みるふぃーゆ(プロフ) - うめるさん» ありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2018年6月24日 17時) (レス) id: 0776aef0bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるふぃーゆ | 作成日時:2018年4月1日 9時