衣更先輩に〇〇したい！【衣更真緒】 (ページ3)

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衣更先輩とお話したい！ページ3

私のクラスは1ーB。教室に入り、挨拶をする。

『おはようございまーす』

忍｢おはようでござる！A殿！｣

ゆ｢おはようございます、Aさん。｣

『おはよう、忍くんにゆうたくん。』

他のクラスメイトとも挨拶を交わし、席に着く。

司｢今日はいつもより機嫌がいいですね。何かあったのですか？｣

彼は私の席の隣だ。いつも私の話を聞いてくれる。

『あ、分かる？今日の朝に靴箱でたまたま衣更先輩にあったの。』

司｢そうなんですか。よかったですね。｣

『それでさ、相談なんだけど、』

司｢なんでしょう？｣

『どうやったら衣更先輩と話せると思う？』

すると、｢何ってるんだ、コイツ｣とでも言いたげな目で私を見てきた。

司｢･･･今日の朝話せたのではないんですか？｣

『挨拶だけじゃなく、もっとこう･･････』

司｢友人のように沢山お話したいと？｣

『あ、そう。そんな感じ！』

司｢なるほど･･････。では、お昼ご飯に誘ってみてはどうでしょうか？｣

『なるほど。Good idea！でも、どうやって誘えばいい？』

司｢昼に2ーBの教室に行って誘うしかないと思います。｣

『やっぱりそうだよね。ありがとう、司くん。』

司｢いえ。お役に立てたなら光栄です。｣

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

HR開始のチャイムが鳴り、横に向けていた体を前にして、黒板の方を見た。