衣更先輩とクレープを交換したい! ページ20
『いいんですか?』
衣「おう。」
『じゃあ、いただきます。』
衣更先輩からクレープを受け取り、それを食べる。
『うん・・・、こっちも美味しいですね!』
衣「だろ?」
『はい!あ、私のイチゴもどうぞ。』
衣更先輩にクレープを差し出すと、私の手からクレープを取り、それを食べた。
衣「お、イチゴも美味いな!」
『ですよね!私の目に狂いはなかったです・・・!』
衣「またここの店、2人で行こうな!」
『はっ、はい!』
「2人で」って言ってくれたのがすごく嬉しかった。
衣更先輩とクレープを交換し、私の手にまたイチゴのクレープが戻ってきた。
ガサッ_______
『!?』
背後から物音がしたので、後ろを振り向く。
衣「どうした?」
『今誰かいませんでしたか?』
衣「気の所為じゃないか?」
『ですよね!私が気にしすぎてるだけですよね!あはははー。』
衣「そんなことより早くクレープ食べちゃうぞ。日が暮れて帰りが遅くなっちまう。」
『そうですね、食べちゃいましょうか。』
衣更先輩と話しながら食べるクレープは、今までの人生の中で1番美味しくて。
けど時の流れには逆らえないもので、私たちはクレープを食べ終わってしまい、少しずつ暗くなってきていた。
衣「そろそろ帰るか。」
『はい・・・。』
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作者名:するめ | 作成日時:2022年2月21日 20時