熱、それから ページ33
祐希side
『お兄ぢゃん〜、なんで、いるの?』ギューッ
実は、Aにこっそりサプライズで試合前に会おうと前前泊で来てました
そしてたまたま街歩いてたらアメリカ人でだいぶごつい人に絡まれてんだもん
びっくりしたわ
祐希「Aに会おうと思って前前泊しようと思って来たら、A絡まれててびっくりだよ笑」
『そ、そっか〜』
Aはやっぱ具合悪いのか体がすっごく熱い
祐希「A、熱あるでしょ」
『うん、ふらふらする』
祐希「なんでそんな状態で外出ようと思ったの?」
『いや、だって、試合に、出たくて、治さないとって、思って、』
祐希「それでもダメだろ?」
「誰かに言わないと」
『、、』コクコク
ちゃんとダメなことはダメって言わないと
祐希「あそこで倒れてたらA、連れ去られてもう二度と帰って来れなかったかもしれなかったんだぞ?」
『やだー、、』
祐希「あと、ナンパされたり、絡まれたらちゃんと嫌ですって言うこと、あの人は物分りのいい人だったからよかったけど腕とか掴まれたらどうすんだよ」
「ちゃんと断んないと後悔すんのAだからね」
『、ごめん、なさい、、、』
そう言ってポロポロ涙を流すA
ふらふらしてるし、そろそろ限界かもな
こいつ一人じゃ帰れないだろ
祐希「A、分かったならいいから」
「今度からはしっかり嫌です!って言うんだよ?」
『うん、』
祐希「じゃあ乗って」
そう言ってしゃがんだ
『ん?』
祐希「おんぶするから」
『は、恥ずかしいよ、』
祐希「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ」
「そんなふらふらのAほっといて帰れないから」
「乗って」
『うん、』
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夏実(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2020年1月12日 23時) (レス) id: 2bf701f8fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パンダコ | 作成日時:2019年11月5日 20時