嫉妬されてみた[Part2] ページ14
アイゼン
『あの〜、睨み合いやめませんか…?』
事の発端は数時間前…街で偶然出会った貴族の男性に突然「キミほど魅力的な人はいない」と両手を握られ、連れられるがまま屋敷に招待された
どうやら彼は社交パーティの相手役を探していたらしく、ぜひAに出席してほしいとの事だったのだが…アイゼンが「迷惑だ」と発言した結果睨み合いになってしまい、今にいたる
「キミには関係の無い話だろう?今僕はAに話しているんだ」
「コイツは俺達のパーティの一員だ」
睨み合いがしばらく続き、らちがあかないと判断したヒンメルとハイターはアイゼンをなだめ、誘い方が少々強引に感じてしまった事。Aが社交パーティの相手役をするのは厳しい事を伝え、丁重にお断りをしてくれた
そしてその帰り道「アイゼンもヤキモチとか妬くんだな」「いや〜、珍しいものが見れましたよ」と騒ぎ出すヒンメルとハイターに、アイゼンは自身の行動を少し悔やんだのでした
おまけ
80年後
「私は今、シュタルクと話をしている」
「私のパーティの前衛です」
どこかで見たやり取りを、もう一度繰り返すエルフの姿が…
フリーレン
『フリーレーン…いつまで拗ねてるの〜?』
体操座りをしながらむすーっと頬を膨らませ、ジト目でそっぽを向き続けるフリーレンの姿に小さくため息をつく
彼女が拗ねている原因は、今日一緒に魔導書の研究をする約束だったのに、Aが色んな人に話しかけられまくったせいで研究をする時間が無くなってしまったせいなのだ
でも普段はそれくらいで拗ねたりはしないのに…と疑問を持ちながらも、早くフリーレンの機嫌を直そうと優しく頭を撫でる
「…A、私が何で機嫌悪いのか分かってないでしょ」
『え?研究の時間が無くなっちゃったからじゃないの?』
彼女の発言でフリーレンは更に頬を膨らませ、無言で抱きついてきたと思ったら今度は頭をぐりぐりとこちらに押し付けてくる
そしてボソッと「せっかく2人でいれる時間だったのに…」とフリーレンが呟いた事で、ようやくヤキモチを妬いていた事に気づき、途端に嫉妬してくれた嬉しさでいっぱいになったAはフリーレンを強く抱き締め返すのであった
中途半端ですが、文字数的にPart3へ続きます
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雷うぃーとぅ(プロフ) - リク失礼します!好き・嫌いと言ってみたお願いします🙇 (11月7日 8時) (レス) id: b6263ba943 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ - ねまさん» わわ!ありがとうございます😭💕しかも2人とも応えてくれるなんて…神かなにかですか⁈これからもずっと応援させていただきますっっ!! (10月26日 6時) (レス) id: 8ad9d26cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねま(プロフ) - 抹茶ラテさん» コメントありがとうございます!そしてリクエストもありがとうございます〜💕✨ではその2名追加させていただきます✨これからもこの作品を好きでいてもらえるよう頑張りますね! (10月25日 7時) (レス) id: ba61024cc0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ - ねまさん» 初コメ失礼します!貴方様の小説ガチ好きです🫶💕そこでリクエストなのですがシュタルクとラントくんを追加お願いしたいです…🙇♀️一気に2人頼んでしまって申し訳ございません!無理なら断っていただいても構いません🙌 (10月24日 22時) (レス) id: 8ad9d26cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねま(プロフ) - お芋さん» リクエストありがとうございます!私としてもリクエストいただけるのが凄く嬉しいので、ぜひ書かせてください✨ (10月21日 14時) (レス) id: ba61024cc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねま | 作成日時:2024年10月13日 4時