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貴方side
貴方は今日の夕方屋上で待っておくだけでいいの、って言われたから待ってるけど…
(クッソ寒いッ!!!!)
お昼ならマシだよ?そりゃね?でもさ、
夕方の屋上とか風吹いてるだけの、屋外じゃん!!
『うぅ〜さ』キィ
ドアが嫌な音を立てて開いた。そこには、言っていた通りのころんくんが現れた。
こ「この手紙書いたのって…」
『!!??!?』
そこにあったのは、
『ラブっレター、?』
私が書いたことになっている、ラブレターだった。
こ「えっと…ほんとに書いた?」
『えっえぇえと!?私じゃなくて!!』
こ「違うの?!!?」
なんでラブレター!?果たし状みたいなの入れときゃいいのに!!
頭の中で予想外の大混乱が渋滞している。
こ「じゃなんでここにいるわけ?」
なんて言おう…最初から喧嘩を売ればここまで言いにくい雰囲気にならなかったかもしれないのに
それに、私ところんくんが話してるところは学校で見せていない。多分、梨花も今見てる。
『ラッラブレターなんてそんなものあるわけないじゃん!!勘違いしすぎ!!!貴方なんてもう大っ嫌い!!(?)』
よしここで扉に向かって、階段をおりる!
こ「えちょっと!?」
でもなんか意味わからん流れで大っ嫌いとか言った。苦し紛れだったから、莉久くんを助けたかったから、
そんな言い訳は通らないだろう。
『はぁ、はぁ、』
息を整えて、深呼吸する。
『あーぁ…』
また泣いている自分がいるなぁ。
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叶乃(プロフ) - テストファイト!私もあと1ヶ月しかない…! (2023年2月4日 23時) (レス) @page21 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - 遅くなったけど、続編おめでとう!これからも頑張ってね! (2023年2月1日 12時) (レス) @page12 id: 2feb4c0bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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