関係を巻き戻すには【stym】

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貴方side



『そういえば、さとにぃなんでまだ残ってたの？』

さ「うぇ！？そっそれは、、、まぁいいじゃねぇか」


なんか隠してる…？まぁ言わないなら、問い詰めないけどさ、それだけ隠されたら気になるじゃん！


さ(Aのこと待ってたとか言えねぇ…)


『じゃ、そろそろ帰ろっか！』

る「なんかいいふうにまとめてますけど、朝置いて行かれたんですけど？((圧」


そっそんなこともあったかな( '‐' ; )
小さなことは置いといてね！行くよ！！


莉「ちょっ！？置いて行かないで〜(；；)」

『は？天使は何としても私が守る。』

莉「反対でしょ、さすがに女子に守られたくは無い笑」

る「莉久は守られててもいいんじゃないですか？」

莉「え！？？ちょっと！！」


日常会話。こんなにも明るい日がくるなんて。まだ全部が解決したわけじゃないけど、少しでもこの時間が続けばいいな。








こ「、ねぇ…おいてかないで……」
そんな小さな声は届かなかった。

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『莉久くんとるぅとくん仲良かったんだね』

2人ともと仲良くしてたのに気づかなかったんだよなぁ。3人で喋ること無かったもんな。


莉「仲良くなったのは…いつだっけ？」

る「中学の始め、ですかね」

『え！？そんな前？』


私、びっくりするくらい周り見てないんじゃない？周りみてたら、まず喧嘩自体をしてないか。


る「前って言っても、クラスが離れてしまったので、そこからは挨拶くらいしかしてなかったですから。」


そりゃ気づかん。無理だ無理。


莉「あっ家ここだよね？」

『そうそう！』

る「えっ僕知らない…」


そんなことでヤンデレのキャラみたいにならないで？(フラグ)

『気をつけて帰ってね！』

る・莉「また明日です・また明日ねー！」


後ろを振り向きながら、ずっと手を振っている。こちらも2人が見えなくなるまで、手を振り下ろした。


『えっと…？』

なぜにさとにぃは家に入らないの？なんで？？
いや、さっきから気まづすぎてずっと手振ってたの気づいて欲しかったな……(汗


さ「…」

えぇ〜！？せめて答えてくれよ！(誰だよ)


『さっさとにぃ？』

さ「…いつの間にか色んな男子と仲良くなってた。俺から離れていく……」


可愛すぎないか？切実に。うん、周り天使だらけで困っちゃう。

さ「俺とも話して欲しい…」

あー↑ぁー↓可愛すぎで辛いぃいぃいい！！誰かヘルプみぃ！


『家寄ってく！？』

この判断は間違いだったのかもしれない。

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