関係を巻き戻すには【stym】

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貴方side



赤石くんと離れると、1時間目のチャイムがなった

窓の外を見つめながら、いつものように片耳で先生の話を聞き流す…そのはずだった。


佐「こいつ、まだここにいるのぉ？」


(…え？先生はいないの、、？)

先生が来ていない。見ると黒板に自習の文字だった。いつの間にか教科担当ではない先生が来ていたらしい


赤「、佐倉さん。席に座っ (佐「あれぇー？犬が喋っていいのかなァ？」


また助けられないんだ、こんな時間がずっと続くのに、


佐「こっちみなさいよ！早くしないとぉ〜♡」


ダンッ


『少し静かにしてもらえる？』

あーやっちゃった。怖かったのに…虐められたくないのに…


どれだけあちらが弱くて反論できないとわかっていても、虐められていた記憶はこびりついている。


佐「あんたさぁ、せっかく標的変えてあげたのに…また虐められたいわけぇ？」


『…いいよ。いじめたらいいよ。』


嫌だ、嫌だ、虐めないで…

怖い、怖い、助けて、


佐「、ッ何なのあいつ…行くわよ」



青い顔してこちらの方へ駆け足で赤石くんが向かってくる。今にも倒れてしまいそうなほど真っ青だ。


赤「ごめっ俺のせいで…ヒグッ」

『えっ…泣かないで？こちらこそごめん(？)』

赤「ハハッ…なんで神崎さんが謝んの笑」


情緒不安定か！私が言えることじゃ無いかもしれんが


赤「えっと…///ありがとう！」

ハゥゥゥ？！え！？あっ第二の私の天使の登場だわ！だって見て？このメガネと髪の上からでも伝わる可愛さ！天使かな？


スッ

赤「え！？//」

ん？
『あっあぁぁ！？ごめん？！なんかメガネ邪魔だなって思って…ぇ！？』


なにこの美少年、？これってよくある恋愛漫画のキャッメガネとったらイケメンっ…ってやつですか！？

ガシッ赤「うぇ？」

『赤石くん…自信もってくれ！君は可愛すぎる！』

赤「えぇ！？俺！？？！？」


いや、この状況でほかに誰がいるんだよ笑

なんか今の声聞いたことあるな…？
どこだっけ？えっと…


赤「フフッ…アハハハハw神崎さんって面白いね、これからも仲良くしてくれる？」

『当たり前でしょ！？こんな可愛い子拝むしかないじゃん！』

赤「ハァーwwwほんとにおもしろすぎ、今日一緒に帰ろ。」

『うんっ！』


ってあれ…？これってさっきのクソブーメランじゃね？絶対うるさいじゃん…だから今って、、、




先「ここうるさいぞッ！」





ですよね…

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