#8撮影スタート ページ8
撮影地に到着すると、マネージャーさんが駆け寄ってきた。
マネ「実は前回、Aちゃんが担当した時のスタイリングの読者評判がすごく良かったんだ。だから今回もまた頼むよ」
「分かりました!がんばります!」
まさか、
そんな嬉しい声が上がっていたなんて。
マネ「で、これが今回お願いしたい撮影テーマなんだけど…」
撮影内容の資料を受け取り、パラパラと目を通す。
"自然と人のアイソレーション"
マネ「アイソレーションってのは、孤立とか分離とか。そういった意味らしい」
「なるほど…たいぶアバウトなコンセプトですけど、自由にやってしまって良いんですか?」
マネ「ああ、もうそこはAちゃんの発想力に任せた!」
「わ、わかりました」
(さて…どうするかな…)
ーーーー
N「Aちゃんお疲れさま〜」
「あ、エンおっぱもお疲れさまです」
一番乗りで個人撮影を終えたエンおっぱが帰ってきた。
N「いや〜、今回もAちゃんが用意した衣装のおかげで完璧な仕上がりになりそうだよ」
「モデルが何と言っても良いからですから。」
N「ええ〜?そんな謙遜しちゃダメだよ」
そんな風に話をしていると、続々と他の皆さんも戻ってきた。
N「遅かったね〜」
K「あっ!えにょん!!なんか1人だけ終わるの早くない!?」
N「僕は撮影するのが上手だから」
H「撮影するのはカメラマンさんだろ。笑」
Hy「…とか言ってさ。本当はAヌナと話したいから早く終わらせたんじゃないの?笑」
K「わーー!手抜きだ手抜き!!」
マンネらいん+ケンさんに弄られて、むきーっ!と怒って3人を追いかけ回すエンおっぱ。
(VIXX ってほんとに仲良いなぁ)
ーーーー
撮影した写真を、みんなで一緒に確認する。
(わーー…改めて全員スタイル良いな…)
特にラビくんとレオさん。
(この2人は何を着せても、絵になるんじゃないかなぁ…)
ペチっ
「いたっ!」
H「あ…逃げた」
「何するの!いきなり」
H「いや、虫が止まってた」
私がラビくんとレオさんの写真を見ていたら、いきなりホンビンにほっぺを叩かれた。(軽くだけど)
虫とか言ってるけど、絶対嘘でしょ!!
「も〜、せっかく2人のかっこいい写真見てたのに…」
ペチっ
H「あ、また逃げたw」
むっっか〜〜〜!!!
ひどくない!?2回も叩く!?
なんだか少しでもホンビンのことを意識しかけた自分が、アホらしく思えてきた。
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作者名:まりる | 作成日時:2020年2月6日 19時