＃１７告白 ページ17
H「俺は関係を壊そうと思って近づくけど、向こうはすぐ引くから。」
「…………」
H「多分、友だちぐらいにしか思われてない。」
(そ、そう…)
ホンビンがそこまで好きになるぐらいの人だから、さぞかし美人なんだろうね。。
H「あとその人はめちゃめちゃ鈍いから…」
(鈍い…？)
H「うん、今だって他人事みたいに聞いてる。笑」
えっ、、？？
ちょっと待って！？？
「そっ…それって…」
H「俺の好きな人はA、お前だよ」
「嘘ーーー」
H「ほんと。…そんなにビックリする？笑」
「びっくりするよぉ…」
だって本当に、ずっとただの幼馴染みたいに接してきてたじゃん。
「…嘘じゃないよね？」
H「は？？」
「私を好きって言ったこと！実は嘘なんじゃないの…」
散々からかわれたし、ホンビンが私を好きだなんて、どうしても信じ難かった。
H「これでも嘘だって思う…？」
「え？」
一瞬、距離が縮んでーー
唇が重なった。
「んっ…」
H「………」
甘過ぎて、、
思考が停止する。
私はただ、熱いキスを受け続けたーー。
ーーーー
「………////」
(どうしよう//紅潮する頰が元に戻らない…//)
H「あ、、そうだ。」
「…？」
H「そう言えばAの気になる人の話、聞いてなかったwてか聞く前にあんな事しちゃって…//俺…；」
ああ、言われてみれば。
「…(クスクス)」
いや、もう。
気にするの遅すぎじゃない？笑
後の祭りでしょうが。
「嫌だったら、蹴っ飛ばしてたよ。」
H「！」
「私はずっとホンビンを見てた。私も好き…//」
H「！！まじか…やった、、！」
ーーーー
H「…ほい」
「？」
(ん？手…？)
H「手、繋がないの？笑」
「！…ああ、そういうこと//」
H「ㅋㅋㅋ」
さっき告白を受けたばかりで、
まだちょっと実感が湧かない//
(ほんとに夢みたいーー。)
ホンビンと恋人関係になれるなんて…
思いもしなかった。
だから嬉しい気持ちと同じくらい照れ臭さもある。
(ホンビンはそうは思わないのかな…？)
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作者名：まりる | 作成日時：2020年2月6日 19時
