【wrwrd!】いや、私は誰のモノにもなりません

重ね過ぎ ページ17

pn「で？ゾムにお礼は？」


A『重ね重ねありがとうございます』


zm「ええよ、お菓子作ってもらう約束したし」


うーん、そんな約束してない☆

ひっくり返った私は、現在救護室にいます


pn「捻挫やね。それで？Aがゾムに運んでくれるように頼んだの？」


A『えっいやー、その』


zm「お前、Aって名前やったんやな！俺はAが怪我しとんの隠しとったから連れてきたで」

そういえばゾム様には自己紹介してなかった

重ね重ね御無礼を…


pn「ふーーーん、また隠しとったんや」


zm「なんや！A前科持ちか？！」


もっと他の言い方ありませんか！ってツッコミたいところだけど、ペ神様が怖いので黙ります。はい


pn「前もお皿で手を切ったの隠しとったよな、そのあと化膿して同部屋の子に連れてきてもらって…」


A『あの、その辺で』


pn「ちゃんと反省しとるんやろうな」


A『痛い痛い痛い！！！ごめんなさい！！すみませんでした！！以後気をつけます！！』


pn「はぁ……そんなに毎回怪我するんやったら、俺の専属メイドになる？」


見回すとナースキャップを被った可愛らしいメイドさん達が忙しく立ち回っている


A『いえ、私が看護に回ったら死人が出ると思うので』


pn.zm「確かに」


自分で言ったけど肯定されると悲しいな


pn「ゾム、この子のこと見張っといてね」


zm「せやな、これは見張る必要あるわ」


ゾム様…貴方…面白がってるだけでしょう…ってツッコミたいけどペ神様が怖いので黙ります

重ね重ね黙ります

ゾム様、脚に纏わり付かないでください。見張るって多分そう言うことじゃないです


pn「今回の診療代はゾムでいいよ」


あ、ゾム様の顔がどんどん青くなっていく

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