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「ま、待って、落ち着いてA。俺も混乱してるから」
「い、今のは私の勘違いじゃなかったらこ、告白というやつになるのですが…??!」
「いや、俺にもそう聞こえた。早くない?順序早くない?てか俺たちの前で?」
「順序ってなに」
「Aは知らなくていい」
一方高杉は平然としていて、「返事はどうすんだ」とのこと。
「へ、返事って早くない?それこそ順序早くない?ね、神威くん」
「いいじゃん、フっちゃえ」
「だって付き合ったら俺たちもうあんまり一緒にいられなくなるよ」
「それは困る」
「いやでもお前のペースでいいようん。俺たちのことは考えずに、アイツのことどう思ってんの?」
「全然恋愛対象として見てないんだけど…最近仲直りしたばっかだしそこまで親密には…」
「よし、それが答えだよ」
「えェェ!?そんなあっさり!?」
「神威、もう少し考えさせてやれ」
「俺は我慢出来ないタイプ」
いやいやいや、そんな簡単にフっていいのか!?こらでもしフったらもう縁は切れるも同然じゃないか!?落ち着け春川。今日返事を考えなくてもいいんだ。
「春川は、考えることを放棄します」
「あ、そう」
「いいが、A」
「ハイ」
「アイツは本気でお前のことが好きなんだ。慎重に考えてやれ」
「…う、ん」
ええええ、慎重に???そうくんを恋愛対象?いや、無理だ。無理がある。
頭の中がまだ混乱してる中、神威くんは私の口の中に無理矢理ポテトを突っ込んだ。
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時