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「甘酸っぱい恋がしたい」


「何だ急に」


あれからそうくんの仲直りしたからといって、高杉と気まづくなるということはなかった。なんてったって私たちは親友なのだから。


今日も今日とて屋上で恋愛小説を読む。高杉にしてもらいたいシチュエーションには付箋をする。


「高杉ここ!ここだよォ、これ!きたこれ!!」


「うるせェ、どこだよ」


「お前、俺の事好きなの?」(高杉の腕を軽く引っ張って言っている)


「お願いします!!」と頭を下げて言う。高杉は「なんでこんな気色悪ィセリフ…」とブツブツ言っているが関係ない。こいよ。


「お前、俺のこと好きなのか?」(高杉様のクソイケボ)


「ぐっ、ふゥ…!」


「吐きそうだ」


「このまま天国へフライアウェイできる」


テンションが真反対な私たち。「沖田にやってもらえよ」と高杉に言われる。その言葉にうーん、と考え込む。


「なーんか、そうくんは違うんだよね」


「何がだ」


「分かんない。あ、飴ちゃんくれるの?ありがと」


「そうくんはしっくりこない」と高杉がくれたぶどう味の飴を口の中に入れながら言う。高杉は私の言葉に眉間に皺を寄せる。


「今日ファミレス行こ!パフェ奢ってくれるんでしょ?神威くんにメールしとこ〜」


「高ェやつ頼むなよ」


「え〜?どうしよっかな〜…ったァ!!わかってるわかってるってば!」


女子の脳天にチョップを入れるなんて恐ろしい男だ。神威くんも高杉もジョークが通じない。


「2人が私の頭叩くからどんどん阿呆になってく」


「元からだろ」


「…否めない」


「そろそろ昼飯食うか」


「えッ!食べる〜!購買行こ〜!!」



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設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時

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