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『今日、一緒に帰ろうぜィ』
昼休みにそう言われ、そうくんを待っていた。昼休みの後、屋上に行くと高杉はもういなかった。どうやら帰ったらしい。
「悪ィ、待たせた」
「ううん、大丈夫」
「こうやって帰るの久しぶりだね」といつも通りに会話をする。そうくんは幼馴染みなだけあって話しやすい。
「いつも高杉たちと帰ってるのかィ」
「たまに高杉のときがあれば、一人のときもあるよ」
「今日は？」
「今日は高杉先に帰っちゃって。最近はいつも一緒に帰ってくれるのにな〜」
すると隣の草むらから人が降りてきたような音がした。反射で音がした方へ2人して顔を向けると、「いてて」という声とサーモンピンク色のアホ毛。
「うわ、神威くん」
「あ、Aと…」
よっこいしょと立ち上がった神威くんは、私の名前を言うと隣のそうくんをみてすごい顔になる。そうくんのことを睨んでいる。
それを庇うように「私たち仲直りしたんだ！」と言う。
「は？」
「えっ？仲直りした！」
「ちょっとA来て」
神威くんに引っ張られる。そうくんはそれを止める。でも神威くんが「話すだけ」とすごい低い声で言うもんだからそうくんに目配せして手を話してもらった。
「ごめんそうくん！また埋め合わせするから！」
神威くんに引っ張られ、5分程たったころ、やっと腕を解放された。
「何で仲直りした訳？」
「いや聞いて！私も仲直りできないな〜って思ってたの！」
「はァ？じゃあなんで？意味わかんない」
「だって高杉が仲直りしろって言ってきてさ〜」
その事を言うとまたもや「ハァ？！！」と声をあげる神威くん。1人だけすごいテンションがあがっている。
「シンスケが！？意味わかんない」
「パフェ奢ってやるから今から行けって」
「なんでお前もそれに釣られる訳？」
「いだだだ！！」
神威くんはため息をつき、「ちょっと急用」とか言って去っていった。私のところにだけ嵐が通ったような勢いだった。
「…神威くん、とうとう狂った？」
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (
レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます！亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、！(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです！とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください！ (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミズキ | 作成日時：2019年4月7日 20時
