37話 ページ38
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「な、なんの事だよウィリバート｣
ウィーズリーの答えもただの誤魔化しにしか聞こえない。
これは絶対に何か隠してる。
『なんのことって、あなた達が一番理解してるんじゃないの？近々処罰でもあるんでしょう？
あんなに点数減らされてるんだからそれぐらい当然よね』
その言葉を聞いた三人は衝撃を受けたかのように目を丸くした。
「なんであなたがその事を､､､｣
『だってあなた達と一緒に点を引かれて処罰を受けるスリザリン生がいるじゃない。
とにかく、あなた達は関係ないことに首をつっこんでる』
私が最後の一言を発した瞬間三人は心底驚いているようだった。
きっと図星だったのだろう。
自分達がいけないことに手を出してる、ということに。
「リリアって一体何者なの？｣
ポッターの言葉に少し考えさせられた。
確かに小さいころから人に比べて勘が鋭いとは思う。けれど結局のところ、それが何者であるかの証明にはならない。
それに私の場合は鉢合わせすることが多いだけだ。
『何者ってそんな大それたもの私にはないわ』
「じゃあなんでそこまで色んなことを知ってるわけ？｣
『私の憶測が正しかっただけで確証なんてない。
でもあなた達がそれを確証に変えていただけ』
『だから私はあなた達が思ってる程知ってることはないし、悪い人間でもない。でも、これだけは言える。これ以上今のことに探りを入れれば、いつかあなた達が悪い目に会うはずよ』
これを機に場が一気に静まりかえった。
さっきまで私に立ち向かう姿勢を見せていた三人は下を向いて黙りこむ。
､､､ちょっと言い過ぎたかも
私も下を向いて黙っていると一番最初に口を開いたのはグレンジャーだった。
「確かにリリアの言う通りよ。
私たちは関係のないことに手を出してる。
それにいけないことだってことも充分に理解してる。
でも私たちにも理由がちゃんとあるの。
それだけはあなたにも分かって欲しい｣
その時のグレンジャーの顔と言ったら本気そのものだった。それに続くかのようにポッターとウィーズリーも頷く。
今度は自分が口を噤む番になってしまった。
「面倒事に巻き込まれるのは嫌」だなんて嘘だ。
本当は私は自分から巻き込まれにいってしまっていたのかもしれない。
彼に謝らなきゃいけないことが一つ増えた。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝 | 作成日時：2019年5月12日 21時
