3話 ページ4
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｢リリア、本気でハッフルパフでもいいって言ったのか？｣
道の途中で立ち止まってそう聞いてきたドラコに私は｢まさか｣と首を横に振る。
『本気っていうより私はどの寮でもいい、ってことよ。寮だけが全てじゃないもの』
所詮私もスリザリン一家だから。そう言って微笑むリリアの姿は少しだけ大人びて見える。
ドラコは少し納得がいっていないようだったが特に何も返しては来なかった。
「そうだ、せっかくなら箒をみて帰ろう｣
『一年生は箒を持っちゃ行けないんだからわざわざ見に行く必要もないでしょう？』
「別に見に行くだけなんだから｣
『､､､仕方ないわね』
結局私達は『高級クィディッチ用品店』に立ち寄ってからルシウスさん達と合流しダイアゴン横丁を後にした。
．
両手いっぱいに荷物を抱えて家までの帰路を歩く。
家の前に着いてから3人の方へ振り返った。
『今日はありがとうございました』
「また何かあったら教えてね｣
ナルシッサさんの言葉に笑顔で「はい」と返す。
「またな｣
『えぇ、また9月に』
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時は流れてホグワーツに向かう当日。思った以上に早く支度を終えてしまった私は、まだ自分には似合わない少し背丈の高いドレッサーとにらめっこをしていた。
『せっかくなら髪型変えてみようかしら』
突然の思いつきで始めて見たのはいいものの、ポニーテールにしてみたり、ツインテールにしてみたり､､､
色々試してみたのだがなかなか納得いく髪型が決まらない。
その時、扉をノックする音が部屋に響く。
「おはようございます、お嬢様。紅茶を届けに伺いました｣
『そこに置いといて貰えるかしら？』
誰かと思えばレイラだった。
ドレッサーでジーッと髪を見つめていた私にレイラは何かを察したのかブラシと髪ゴムを持ってきた。
「お嬢様、少し失礼しますね｣
それだけ言うと慣れた手つきで私の髪を結う。
仕上げに綺麗な緑色のリボンを巻いてくれた。
綺麗なハーフアップだ。
『とっても素敵！ありがとうレイラ』
「とんでもございません。お役に立ててなりよりです｣
丁寧に結ばれたリボンを揺らしてみる。
いつもと違う自分の雰囲気に思わず頬が緩んだ。
ふと時計を確認すれば家を出るのに丁度良い時間。
結ばれたリボンをなびかせながらふくろうのキャロルとトランクを持って私は玄関に足を運び、母とともに駅に向かった。
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lkwisterven - みかーんさん» 変人だと思われないよう気をつけてくださいな (2019年10月14日 2時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ありがとうございます、、ハリーとの絡みで発狂しときます() (2019年8月23日 19時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - ハリー落ちの無さにいつも絶望してるのでお願いしたいですむしろ全員オチでも全然見ます(私2推しがセドリックで..w) (2019年8月18日 7時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
月輝 ひのか(プロフ) - みかーんさん» ありがとうございます！ボチボチ頑張って行こうと思います笑 主も結構ハリー好きなのでオチどうしようかなぁ、って思ってるんです。もう全員オチにしようかn(((殴っ (2019年8月16日 11時) (レス) id: 461cc503e4 (このIDを非表示/違反報告)
みかーん(プロフ) - 次回も楽しみにしてます是非ともオチをハリーに.. (2019年8月16日 8時) (レス) id: a1d3a60057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月輝ひのか | 作成日時：2019年5月12日 21時
