標的47 ページ48
貴「…っ！」
ガバッと起き上がり、周りをキョロキョロと見回す。
貴「ここ…ツナの部屋…？」
少し見慣れた部屋のベッドでどうやらオレは眠っていたらしい。
貴(そっか…炎、使いすぎたかな。)
ベッドから降り、部屋を出ようとすると…
オレがドアノブに手をかけるより先に扉が開いた。
フゥ太「あ、A姉！」
部屋に入ってきたフゥ太が、起きていたオレに目を輝かせながら抱きついてくる。
オレはその頭を撫でながら口を開いた。
貴「おう、心配かけたな。
…ツナは？」
フゥ太「ツナ兄は下でリボーンと修行してるよ。
…あれ、A姉…なんで泣いてるの？」
抱きしめながら、こちらを見上げたフゥ太が
心配そうな顔をしながらそう尋ねる。
貴「え？…あ、ほんとだ。」
咄嗟に顔を触ると、なぜか頬が冷たく濡れている。
貴(…そういや、変な夢でも見てた気がする。
思い出せないけど。)
そんなことを思いながらゴシゴシと目をこすってフゥ太に笑顔を向けた。
貴「寝起きだから涙が出てきただけだよ。
さ、下に降りようか。」
オレの答えに納得したフゥ太の手を取り一緒に階段を下りていく。
リビングからツナのツッコミ声が聞こえてきた。
ツナ「だから、なんでこんなことしなきゃならないんだよ！？」
リボ「銃の扱いはマフィアの基本だぞ。」
チラッとリビングを覗き込むと
そこには、テーブルの上で拳銃の組み立てをしているツナと
それを監督するリボーンさんの姿があった。
フゥ太「2人とも、A姉起きたよ。」
オレの手を引いてリビングに入ったフゥ太の声に、2人がこちらを向く。
ツナ「A！」
リボ「体調はどうだ？」
貴「もうピンピンしてますよ。」
台所で料理をしている奈々さんも、こちらを見る。
奈々「貧血で倒れたんですって？
無理しちゃダメよ！」
貴「ハハ、気をつけます。」
笑顔でそう返事をすると、リボーンさんが申し訳なさそうにこちらを見た。
リボ「悪かったな、A。
俺が昼に戦闘させたせいで炎が足りなくなって…」
貴「いえ、自分の要領が悪かっただけですから。」
珍しく人に謝るリボーンさんに非がなかったことを伝えながら、さっきの戦いのことを思い浮かべる。
あ…そういえば、戦闘中に新しい炎が出たんだけど…
ツナはもうリボーンさんにそのことを話したのかな？
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
