標的3 ページ4
主人公side
この世界に復活してから6日目…
オレこと、花村 Aは
イタリアの森の中で追われていた。
男1「
数人の男が叫びながらオレを取り囲む。
貴「だーー！なに言ってるかわかんねえよ！！
日本語で話せ、日本語で！」
襲いかかってくる男どもを蹴散らしながら、リングに雨の炎を灯す。
貴「とりあえず、眠ってろ！」
未来で戦ったブルーベルのように、雨の炎の球体をつくり
巨大なその中に敵全員をぶちこむ。
すると…鎮静の効果で敵は全員その場で眠りに落ちた。
それを油断しないように見届けてから…オレはその場に尻餅をつく。
貴「ったく…ずっと追いかけてきやがって。」
はぁ、とため息をつきながら
この約1週間のことを振り返る。
目が覚めた時、なぜかフランスにいたオレは
海外にいるはずの『会いたかった人たち』を探しながら
並盛に帰る手段を探していた。
でも、2日前にイタリアに渡ってからはずっとこんな感じで誰かに追われていて…
とてもじゃないが街へ下りることはできない。
貴(早くボンゴレ本部を探して、皆に会いたいのに…)
そんなことを考えていると、不意にオレの手から「ワン！」という鳴き声が聞こえた。
右手を見ると…そこには、虹と夜のリングに並んで装着された虹オオカミの透明なリングがついていた。
このリングはおそらく…川平のおじさんが用意してくれたもの。
過去に匣兵器を持って帰って悪影響を及ぼさないように、工夫してくれたんだろう。
ウル「ワン！ワン！」
貴「わかってるって…落ち込んでる場合じゃないよな。」
オレを励ますように鳴くウルに笑顔で答えながら、すぐに立ち上がる。
次の瞬間…森の前方から殺気を感じた。
貴(…強い…！)
今までの敵と格が違うことを感じたオレは、ウルの透明なリングに大空の炎を込めた。
すると透明なリングがオレンジ色になり…そこから、炎を纏ったウルが飛び出してくる。
貴(さあ…かかってこい…。)
戦闘態勢に入るオレの前に、木陰に隠れていた2人の男が現れる。
その2人は…意外にもオレの見慣れた人物だった。
スク「あぁ！？」
ベル「ししっ、敵かと思ったら花村じゃん。」
貴「あれ…す、スクアーロさんとベルフェゴールさん！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 542人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【REBORN!】貴方なんかいない世界へ。 【REBORN!】自由奔放すぎる男装少女がトリップしてきたようです。13 【REBORN!】自由奔放すぎる男装少女は継承式編へと突入したようです。10もっと見る
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
