標的18 ページ19
主人公side
リボ「夜のリングなら1週間もかからず、すぐにここに帰ってこれたはずだ。
なのになぜ…」
リボーンさんの問いかけに、オレは苦笑いをしながら答える。
貴「…じつは今、夜のリングが使えないんです。」
ツナ「え…ええ！なんで！？」
貴「…わからない。
フランスで目覚めた時から、炎が出ないんだ。」
…まるで、何かに制限されているように夜のリングは炎を出そうとしない。
オレの脳裏に一瞬、意味深に笑う川平のおじさんの顔が思い浮かぶ。
クロ「…ほかの、リングは？」
いつの間にかオレの後ろで話を聞いていたらしいクロームちゃんが、心配そうにオレを見る。
貴「虹のリングもウルのリングも炎は出せる…けど、前よりはだいぶ出力が弱い。
ま、敵の下っ端くらいなら楽に倒せるけどな。」
取り繕うように笑顔でそう答えた瞬間…
ツナ・貴「「！」」
感じたことのない気配が、目の前のクロームちゃんから発せられる。
バッと思わずもう一度彼女の顔を見上げると…
骸「おやおや、それは困りましたねえ…。
いや、むしろチャンスでしょうか？」
その顔は、六道 骸へといつの間にか変化していた。
犬「骸さん！！」
千種「骸様…！」
お寿司を食べていた2人が、慌ててこちらへ駆け寄る。
貴「…こんばんは、初めまして。」
箸を置いて挨拶すると、骸さんも軽く頭を下げる。
骸「未来ではクロームが大変お世話になったようですね。
…今日は歓迎会に乗じて、貴方の体を乗っ取りに来たのですが…」
そう言いながら、手に出した三叉の槍の切っ先をオレに向ける骸さん。
それに特に動じないオレをまっすぐに見つめながら、彼は言葉を続ける。
骸「弱体化した今の貴方は憑依しやすいが…それを利用してマフィアを殲滅するのは難しそうだ。」
ツナ「なっ、お前…まだそんなこと言ってんのー！？」
オレを庇うように立ち上がったツナがそう言うと、骸さんはニッコリと愛想笑いを浮かべた。
骸「当然でしょう。
…ですが、今夜は当てが外れてしまいましたね…」
んーっと顎に手を当てながら何かを考え込む骸さん。
そして唐突に、ポンっと手を打ちながらオレに言った。
骸「そうですね…もしよければ僕たちの仲間になりませんか？」
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
