標的14 ページ15
ツナside
ワイワイと賑やかな竹寿司の中
『おかえり A』と書かれた大きな紙を飾り終えた俺は、その場で一息つく。
剛「おう、お疲れ！
こっちもネタの用意ができたぜ！」
威勢のいい声で話しかける山本のお父さんに、俺は頭を下げながらお礼を言う。
ツナ「ここ、貸切にしてくれてありがとうございます！
料理もたくさん用意してもらっちゃって…」
剛「いいってことよ！
その花村って嬢ちゃんに武も武の友達も助けられてんだろ！？
なら、赤字覚悟で大サービスしてやんねえとなぁ！！」
ニッと笑いながらそう答えるその表情は、山本とそっくりだ。
ツナ「ありがとうございます…A、喜ぶと思います！」
そう返す俺の横で、同じように飾り付けを終えた獄寺くんが声をかけてきた。
獄寺「10代目、そろそろAを迎えに行きましょう！」
ツナ「あ、そうだね！
…って。
そういえばA、どこにいるんだろう？」
何時頃に着くかはリボーンから聞いたからわかるけど…Aを運ぶジェット機がどこに着陸したかはわからない。
準備万端に用意した俺たちは、今更 そんな根本的なことに気がついた。
リボ「さっき、ヴァリアーの下っ端からこっちに到着したという連絡は来たぞ。
とりあえず、並盛にいるのは確かだな。」
ビア「そのままツナの家に向かってしまってるんじゃない？
彼女、まだ歓迎会のこと知らないはずだもの。」
ツナ「あ…じゃ、じゃあ俺と獄寺くんで迎えに行こう！」
そう言いながら、慌てて入り口から出ようとすると…
表から複数人の騒がしい声が聞こえてきた。
ツナ「…ん？」
獄寺「この声は…」
俺と獄寺くんは思わず立ち止まり、その声に耳を傾ける。
犬「なー、柿ピー。もう帰ろうぜ〜。」
千種「犬…ちゃんと礼は尽くさなきゃ。」
クロ「骸様に…叱られちゃう。」
貴「そうそう、初めて会ったんだからちゃんと歓迎してくれよな。」
歓迎会に呼んだ黒曜メンバーの声に、1人混じる聞き慣れた声。
反射的にガラッと扉を開くと…ちょうど同じように扉を開けようとしたその人が、驚いたようにこちらを見る。
貴「おっ……久しぶり、ツナ。」
ツナ「…A…！！」
ニコッと笑いながら、そう俺に挨拶をしたのは
俺が一番会いたかった人物。
未来で俺たちの前から消えた花村 Aが
俺の目の前に立っていた。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
