7話 ページ8
side you
らっだぁさんたちには悪いことをしてしまった。
こんなくだらないことに付き合わせてしまって、申し訳ない。
今度、何が手土産を持ってあっちに赴くことを決めた。
ci「Aさん、ちゃんと覚えてたんですね〜」
とニヤニヤしながら言うチーノに、
『殺されてぇのか』
と俺は右手を刀の柄に置きながら言う。
俺は、そんなことが容易く出来るくらい不機嫌だった。
ci「えっ…(あのAさんが、此処で愛刀に手を掛けた…！？)」
『俺に近づくな。近づいたら誰であろうと殺す』
俺はそう言って、屋敷の外へ向かった。
今、ここに居ると俺は誰彼構わず本当に殺してしまうそうで、いつもは暖かく感じる此処も、怖く感じた。
.
.
俺は取り敢えずお気に入りの和菓子屋で大福と最中を食べて、店主と他愛もない会話をしていた。
そんなとき、店主に聞かれた。
店「いつもは誰かと来とるけど、今日は一人なんやな。何かあったんか？」
ここに来た理由を的確に聞かれ、俺は誤魔化す。
『そうか？稀に一人で来てるが…』
店「Aさんが一人で此処に来るのは大体何かあった時なんやで。」
俺は一人で来た日を振り返り、いつも誰かが迎えに来ていたことを思い出す。
『…確かに、なぁ。あんさん、よぉ俺のこと見とるなぁ。』
店「そらなぁ。常連さんのことはよう知っとらんと。いつもの土産、買っていくか？」
そう言って、俺が良く買っていく饅頭と羊羹と団子を指す店主。
その様子に俺は頷き、
『全部10箱ずつ買うわ。』
と言う。
すると店主は、
店「ほんまによぉ食うなぁ。毎度。」
と嬉しそうに会計をしてくれる。
俺は財布から適当に金を取り出して店主に渡す。
店主はそれを数えて、レジに入れた。
『ここのは美味いからなぁ。ほんまはまだ食えるで？あ、釣り銭は要らんわ。』
店「分かったわ。こないに細いのに、あんさんの胃はブラックホールか何かか？」
と釣り銭を持っている手を引っ込めながら言われ、俺は苦笑して首を横に振る。
『いや、ほんまはもっともっと太ってたで？ただ、これじゃアカンなぁ思うて。ただ、胃のデカさは変わらんかっただけや。』
店「ほんまか？あんさんが太ってる様子なんて想像着かんわ」
『まぁ、仲間にも驚かれたくらいやからな。そりゃそうや。』
そう談笑していると店のドアが開けられ、俺の足元に日光が射した。
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かれーるぅ。 - 神作品をありがとうございます！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？病帰様！ (7月30日 6時) (
レス) @page25 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - 三日月さん» 結婚…。それができる歳になっていたら考えましょうかね。作品を見てくださりありがとうございます。頑張ります (2022年5月1日 19時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - あっ、、、好きです！結婚してくださ(((((ﾊﾞｶﾔﾛｳ 更新頑張ってください！ (2022年5月1日 19時) (レス) @page17 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - ちーずたわーさん» 作者なので異論は俺が認めます。俺は、天才ではなく天災です。更新頑張ります (2022年3月19日 9時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
ちーずたわー - ．．．．．．．．．．天才ですか？天才だわ。天才ですね。←異論は認めません←調子乗りましたすみません。更新頑張って下さいm(_ _)m (2022年3月19日 0時) (レス) @page4 id: be110f4d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病帰-yamiki- | 作成日時：2022年3月18日 5時
