19話 ページ20
side you
sn「逃げちゃだーめ」
『うぉっ！？』
手を払うと腰を抱えられ、バランスを崩してしんぺいの方へ倒れてしまった。
待ったヤバい、非常にヤバい。
『に、兄さん』
ni「…」
『おい！！！』
しんぺいはヤバい、というのは共通認識らしく、誰も俺を助けようとしなかった。
オスマンてめぇ、ぜってぇ呪い殺すからな。
オスマンを睨んでいれば手を思い切り引かれ、しんぺいの所から脱出出来た。
俺の手を引いた方を見れば、圧倒的不機嫌オーラを漂わせているグルッペンが俺の手を掴んでいた。
そして、次はグルッペンが胡座を掻いた脚の上に座らせられた俺はため息を着いた。
そりゃ誰だって着くだろう。
キレたグルッペンは満足するまで何かをするまで機嫌が治ることは無い。
故に、俺はこの状態でグルッペンが満足するまでじっとしていろ。と言うのが言わずもがなの使命だ。
忍耐力を鍛えるのに丁度良すぎる。
gr「オスマン、手は出さないと言っただろう？何故破った？」
os「魔が差して」
gr「殺すぞ」
傍らに置いてあった銃を掴むグルッペンに俺は、
『グルッペン、オスマン』
と名前を呼んで抑えさせた。
グルッペンは、俺を後ろから抱き締めてオスマンを睨みつけ、オスマンはそれを物ともせずに目線を合わせていた。
『ただ、元はと言えば俺が原因だ。』
そう言うと、何故かオスマンとグルッペン以外の全員がガタｯと効果音がつく身の乗り出し方をしてきた。
『昨日、浴場でオスマンを怒らせたんだ。それで逆上せて…そこから記憶がない』
そう言うと、
tn「は、え？あのオスマンがキレる…？何したん？」
os「あれ、演技やで」
tn/os「「は？/え？」」
何とも息ぴったりな二人が、お互いの言葉を遮った。
gr「やっぱりオスマンは処すべきだな。」
『グルッペンの好きな最中を買ってある』
gr「…今回は許す」
グルッペンの優先順位:甘い物＞オスマンを処す
『さて…まぁ、これはたぶん夜につけられたやつだな。』
そう言って首についた歯型を指すと、
zm「夜やと？オスマンと何したんや？おん？」
と茶々が入ってきた。
『記憶ねぇつってんだろ』
話聞いてんのか？？
『まぁ…どう処分してもいい問題だが、どうする？』
正直、2週間くらい経てば話と共に跡も消える。
みんな、忘れるだろう。
gr「処す」
『重すぎやアホ』
tn「あ、書類…？」
『お前は寝ろ』
あとで、リラックス効果のある紅茶でも淹れてやろう、と思った。
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かれーるぅ。 - 神作品をありがとうございます！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？病帰様！ (7月30日 6時) (
レス) @page25 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - 三日月さん» 結婚…。それができる歳になっていたら考えましょうかね。作品を見てくださりありがとうございます。頑張ります (2022年5月1日 19時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - あっ、、、好きです！結婚してくださ(((((ﾊﾞｶﾔﾛｳ 更新頑張ってください！ (2022年5月1日 19時) (レス) @page17 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - ちーずたわーさん» 作者なので異論は俺が認めます。俺は、天才ではなく天災です。更新頑張ります (2022年3月19日 9時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
ちーずたわー - ．．．．．．．．．．天才ですか？天才だわ。天才ですね。←異論は認めません←調子乗りましたすみません。更新頑張って下さいm(_ _)m (2022年3月19日 0時) (レス) @page4 id: be110f4d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病帰-yamiki- | 作成日時：2022年3月18日 5時
