俺がママ…？ ar

＃３５ ページ35

涼介side

大ちゃんと知念を迎えに行って家に帰る時
いつもなら迷わず助っ席に座る大ちゃん
だけど何故か後部座席に座った

涼「楽しかったー？」

知「楽しかったよー」

なんて、話の話題を出すけど大ちゃんは黙ったまま
仕方なく知念とふたりで喋りながら家へと向かった


家に着き

大ちゃんはそそくさと荷物を持って家に入っていった

知「涼介、僕やっぱ帰るね。」

涼「ぇ、なんで」

知「大貴。なんか話したそうな、なんか抱え込んだような顔してたから。って事で。」

知「だいきー！ぼく家帰るねー？」

大「えー！やだ泊まってってよ？」

知「なんでよ？笑」

大「1人が嫌ならみんな呼んでいいから！」

知「わかったわかった笑」


大ちゃん俺と2人になるのが嫌なのかな



なんて思っていたらいつの間にか時間が経ってて
ほぼごはんが出来上がってた


それに、

裕「大ちゃん！こっち向いてー！」

大「何笑。もーいいから早く準備してよー！」

光「ほらみんなさっさと動けー」

って

涼「って、なんでみんな居んの？？？？？」

知「僕がみんなの事呼んだの笑。涼介なんか魂抜けたみたいになって大貴が1人で大変そうだったからー」

涼「ぁ、ごめん」

って、手伝おうとしたら

大「もう終わるからいいよ。」

って俺の顔に視線を送ることなく言葉を発した

涼「…そ。」

なんて素っ気なく返した


それからご飯を食べる時も何をしても大ちゃんとは全く喋らなかった

大ちゃんが何に対して怒ってるのか俺には分からなかった

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