私はアナタ専用~Y.Hikaru~

Story＿１８~Hikaru~ ページ18

【Hikaru✴side】



パっとAちゃんの方を見ると



めっちゃ悩んでんじゃん！


光『ごめんごめんっ、そんなに悩ませるつもりなかったんだけど…

また一緒に食べたいなって、思っただけだよ。』




A『あ、いえっ、私も同じこと思ってたので。
是非また一緒に食べましょう！

楽しみです。ふふ』



そんな笑顔見せられたら…



くるわぁ。









A『＿＿あっ！！』



突然、大きな目をさらに開いて

何かを思い出したように大声を出した。



光『うぉ！……びっくりした〜。

急にそんな大声出してどうしたの？』



次はわたわたして
急いでカレンダーを見に行ってる。


ほんとどーしたの(笑)





『明後日、幼馴染の結婚式でした……』


光『そうなの？めでたいじゃん』




『完全に忘れてたぁぁ。
しかも明日は彩芽さんを紹介するとか言ってたし……』



なんか、ぶつぶつ言ってるけど大丈夫…かな？



A『あ、すいません。

そうですよね、おめでたいことですよね…


＿＿っ、。






あ、お茶足しましょうか？』



何か言いたげだった表情はすぐに普段の顔に戻った。

俺、頼りないかな。


ちょっとした事でも、相談でも、何でも話してくれたらいいのに…





光『うん、ありがとう。』









.




A『今日はありがとうございました！
おかげですごく楽しい時間が過ごせました。

また機会があったら一緒に食べましょうね。』




光『ううん、こちらこそ。

作るとこからまたやろう、じゃあね』







あれからずっと笑顔だったのは

言いかけた“何か”を

わざと思い出さないようにする為だったのか＿？

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