Story＿１１ ページ11
涙も止まり、だいぶ落ち着いてきて……
今の状況をいうと
八乙女さんの胸を貸してもらっている状態で、
しかも服には私の涙が数滴ほど染み込んでしまっている。
八乙女さんの手が私の背中を決まったリズムで優しく叩いてくれて
こんなにも優しい八乙女さんにも涙が出てきそうだったけど、また心配をかける訳にもいかないから我慢した。
A『あの、ありがとうございました…！！
あと服に私の涙がついてしまっているので、洗って返させてください。』
感謝の意味を込めて頭を下げる。
だけど、すぐに八乙女さんが私の肩を持って上にあげる。そんな姿も素敵だと思う。
光『服は大丈夫だよ、涙くらい。
それに、こんな身近に俺のマンガを好きって言ってくれてる子がいて嬉しいもん』
想像のようにとても優しい人。
私は身近にこんな優しい人がいて幸せです
光『あ、待って確認するけど、まだ二十歳過ぎてない？
よね？』
私の様子をうかがいながら聞いてきた。
ふふっ、年齢確認してどうするんだろう？
A『はい、まだ過ぎてないです』
そう言ったら安心したように顔にまで出ていた。
光『はぁー、良かったー
今までずっと、初対面のときもタメ口だったからもし年上だったらどうしようかと思ってたわ(笑)』
それから色んな話をして、漫画家の大変さや裏話まで！
面白かったなー、たまにボケ入れてきたりして…
話を盛りすぎて最後に『まぁ、それは嘘だけどね…へへ』って言うのが可愛らしくて
光『ははっ
ん、着いたね。じゃあまた明日！ばいばい』
そんな八乙女さんに見とれてて服のことを忘れそうだった
A『……あっ！八乙女さん、服。貸してもらってもいいですか？』
そう言うと『うん、いいけど…何に使うの？』
っていう返事がきて、私の頭は？だった。
そしたら思い出したのか『あ！、そういえば』と、グーの手とパーの手をパチンと合わせて、動きにまで出る八乙女さんの一つ一つが、私のツボでもある。
八乙女『いいよいいよ、そんな申し訳ないし』
A『いえ、それは私の台詞です。
お願いします、洗わせてください！』
と、頭を下げた。
すると八乙女さんは分かりやすく驚いていて、また肩を持って私の顔を上げながら、
『んー、このままだと断っても多分お願いし続けるよね(笑)じゃあ……お願いします。』
と言いながら来ていたパーカーを脱いで渡してくれた。
A『はいっ！預かります。』
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けいとる - カナさん» 全然大丈夫です！カナさんのペースでゆっくり書き続けてください！楽しみに待ってます♪ (2020年1月10日 23時) (
レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - けいとるさん» ありがとうございます!更新遅いですがよろしくお願いします(_ _;) (2020年1月10日 1時) (レス) id: a432cd4917 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - カナさん» ですね笑お金貯めます！更新されてて嬉しいです！頑張ってください！ (2019年12月29日 17時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - けいとるさん» そうなんですか…！アリーナツアーだと北海道も公演しますけどドームツアーとなると一番近くて東京ですよね？行くとなれば大変な距離ですね(汗) (2019年12月28日 0時) (レス) id: a432cd4917 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - カナさん» そうなんですね！大変ですよね、。私は北海道住みで遠征したことなくて！ (2019年12月26日 23時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナ | 作成日時：2017年11月2日 23時
