25 ページ25
.
ぷつん、と意識が切れた。
テヒョンの優しそうに微笑む顔と、あったかい手が僕のほっぺを撫でてたのが僕の記憶の最後。
『 ……ん、ん… 』
「 …A、？」
ぱち、と目が覚めた。
目を開けたら目の前にはテヒョンの顔。
いひ、って幸せそうに笑ってる。
『 ………おはよぉ、』
「 うん、おはよ 」
『 ……こえが、ぼくの、』
「 いっぱい声出してたもんね 」
おはようの声ががすがすでびっくり。
喉は痛くないんだけど、こんな掠れてることある？
前にえっちしたときこんなに枯れなかったんだけどなぁ。
「 水持ってくるね 」
『 ……ん、…ありがと、』
「 いひ、待っててね 」
僕の頭をぽんぽんと撫でて、部屋から出ていくテヒョン。
上の服着てなくて、キレイな筋肉がみえて、すごいどきどき。
あれ、そういえばベッドも僕の体も綺麗になってる。
テヒョンが全部してくれたんだ。
戻ってきたらちゃんとお礼言わないと。
「 持ってきたよ〜 」
『 ありがと、』
ゆっくりゆっくり起き上がってテヒョンから水を受け取る。
腰がやばい。
ずきずきする。
今日腰も声もやばくない？
でもまぁ、激しかった、かも。
「 よいしょ 」
『 わ、』
「 俺に寄りかかってていいよ 」
『 んふふ、ありがとう 』
テヒョンが僕の後ろに座って、テヒョンの足の間に僕がいる。
そのままこてんって寄りかかったら背中がすごく暖かくて、腰も少し楽になった。
『 べっども、からだもきれいにしてくれて、ありがとね 』
「 ん〜？うん！」
『 ふふ 』
テヒョンの方を向いてお礼を言って、そのままちゅってキスをする。
そしたらにへって笑って、ほっぺがゆるゆるになったテヒョン。
もう、本当にかわいい。
「 もう、今日1日ずっと一緒にいれるから、」
『 ふふ、うん、うれしい 』
「 ん〜〜〜〜、Aソウルに住んじゃえばいいのに、」
『 え〜？大学大邱だもん、』
「 んんん、」
後ろからぎゅうって強く抱きしめられて、僕の肩にぐりぐりおでこを押し付けてくるテヒョン。
僕もソウルに行けるならソウルに行きたいけどなぁ。
もう、ソウルから大学通っちゃう？僕。
ソウルに住めたら今よりも少しはテヒョンと会える時間増やせると思うし、テヒョンもわざわざ大邱まで来なくて住むし。
これ、ちゃんと考えてみよう。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1083人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
田中(プロフ) - リズ憂孤さん» ありがたいです、、助かります、、 (2022年6月23日 8時) (
レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - 大丈夫、待つのってわくわくして待ってられますよぉ、だからゆっくりでも問題なしです。ムリしないで下さいませぇ。 (2022年6月22日 18時) (レス) @page47 id: 5b67b5f4ec (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - うゆさん» うううう、ありがとうございます、、！本当に更新遅くて申し訳ないです、、頑張ります！！ (2022年2月6日 18時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - 100年経っても待てる気がします！まじで主様の作品好きです！頑張ってください‼︎ (2022年1月15日 23時) (レス) @page29 id: 0686dad9b0 (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - だぁさん» うわああありがとうございます！嬉しいです！！メンバーが年下いいですねえ、すぐには書けませんが時間を見つけて書かせていただきます！！ (2022年1月7日 17時) (レス) id: c5526f2e67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：田中
| 作成日時：2021年8月15日 0時
